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コンセントの掃除を
心掛けましょう。

(平成29年〜令和3年 住宅火災 )

(平成29年〜令和3年 住宅火災)
電気コード等を出火原因とする住宅火災の死者は、平成29年から令和3年までの5年間で20人発生しており、出火原因は「コード」、「電気冷蔵庫」の順に多くなっています。
また、経過別にみると、「電線が短絡する」、「金属の接触部が過熱する」、「トラッキング」の順に多くなっています。電気コード、プラグ、コンセントは、家具等の下敷きになっていないか、接続部が緩んだり折れ曲がったりしていないか、ほこりがたまっていないか等を定期的に点検しましょう。
注目!
- ◆ほこりがたまらないように、特に隠れているところの差し込みプラグに注意し定期的に掃除する。
- ◆差し込みプラグを抜くときは、コードではなくプラグ本体を持って抜く。
- ◆コードの折れ曲がり、家具等の下敷きに注意する。束ねての使用はしない。
- ◆テーブルタップは、決められた容量内で使用する。
- ◆プラグはコンセントにしっかり差し込む。
- ◆プラグ・コンセントは変形等がないか定期的に点検する。
- ◆外出時や就寝時などは、使わないプラグはコンセントから抜いておく。
トラッキング現象とは・・・
コンセントに差したプラグの刃と刃の間についたほこりが、湿気を帯びることで電気回路を形成し、放電による火花が発生して、出火する現象のこと。