荒川消防署管内の火災が急増中 ~昨年同期に比べ6件増加~

2024年12月21日 更新

 今年に入り、荒川消防署管内ではすでに8件の火災が発生しており、昨年同時期と比べ6件増加しています。(令和7年1月21日現在)

 また、火災により1名の方が亡くなられています。

 3月までは空気が乾燥し火災が発生しやすくなる季節です。
 火の元には十分ご注意をお願いいたします。

出火原因

あ
令和7年中荒川消防署管内の出火原因の内訳(1月21日現在)
8件のうち7件が住宅火災で、出火原因は電気関係が最も多く3件で、次いで電気ストーブ(ヒーター)が2件、以下、放火、たばこ、リチウムイオン電池が1件ずつとなっています。

身の回りの出火防止対策について、今一度ご確認を!

あ
 コンセントにホコリがたまっていないか定期的に確認しましょう。
 家具などにより踏みつけられたコードの使用や、テーブルタップの定格電流を超えた状態での使用は、火災につながる危険があるので注意しましょう。
あ
 ストーブの周りには燃えやすいものは置かないようにしましょう。
 外出時や就寝時は必ず消し、石油ストーブに給油するときも必ず消してから行いましょう。
 ストーブの中でも電気ストーブによる火災が多発しており、使用には注意が必要です。
あ
 寝たばこは絶対にやめましょう。
 灰皿には水を入れ、完全に消火したのを確認してからその場を離れましょう。
 たばこ火災の特徴として、無炎燃焼という炎を伴わずに燃え広がる現象が起きるため、燃えていることに気付きにくい性質があります。
 発火するまで数十分から数時間かかることもあり、寝ている間に煙を吸って一酸化炭素中毒になることもあります。

住宅用火災警報器と消火器を設置しましょう!

あ
住宅用火災警報器(煙式)
ああ
住宅用消火器
 住宅用火災警報器や消火器は、火災の被害軽減につながります。
 万が一火災が発生した場合でも、住宅用火災警報器を設置されている住宅の方が、設置していない住宅より火災1件あたりの平均焼損床面積、平均被害額などの被害が大きく軽減されており、消火器を使用した場合は7割以上のケースで被害軽減につながっています。

問合せ先

  • 荒川消防署
  • 予防課
  • 防火管理係