令和7年度 自衛消防隊活動審査

 田園調布消防署では、事業所を対象に自衛消防隊活動審査を実施しました。
 自衛消防隊活動審査とは、各事業所の自衛消防隊が、事業所内で火災が発生したとの想定のもと、発見・通報・初期消火・避難誘導などの一連の活動を行い、基本的な活動要領、状況判断、連携要領などについて、消防署員が審査するものです。
 審査の結果、優秀な活動を行った以下の隊を、田園調布消防署長が表彰しました。

最優秀賞

 株式会社金羊社 自衛消防隊

優秀賞

 アルプスアルパイン株式会社 自衛消防隊
 東急ウェリナ大岡山 自衛消防隊
 東急株式会社東急病院 自衛消防隊
 東京都立荏原病院 自衛消防隊

優良賞

 キリンビバレッジ大田ビル 自衛消防隊
 チャームスイート洗足池 自衛消防隊
 ニチイホーム久が原 自衛消防隊
 響会 自衛消防隊

※各賞ごとに50音順で表記しています。

実施の様子

【順序1】 火災が発生し、自動火災報知設備の発報箇所を確認しています。
 ポイント:全員で受信盤を確認する。図面でもしっかり確認する。
全員で確認
図面で確認
【順序2】 自衛消防隊長が自衛消防隊員に、火災現場の確認を指示します。
 ポイント:指示は具体的に示す。現場へは安全に向かう。
具体的な指示
安全な行動
【順序3】 火災と断定し、消火器による初期消火を実施します。
 ポイント:熱の吹き返しに注意し、姿勢を低くする。
正しい姿勢
正しい姿勢
【順序4】自衛消防隊長に現場の状況を報告しています。
 ポイント:事業所の実態に合った方法で素早く報告する。
設備を有効に活用
実態に即した方法
【順序5】 屋内消火栓による初期消火活動を実施しています。
 ポイント:ホースが折れ曲がらないように延ばす。放水する姿勢にも注意する。
適正な操作
適正な操作
適正な操作
適正な操作
【順序6】避難誘導を実施しています。
 ポイント:逃げ遅れの確認を連携して実施する。誘導方向を明確にする。
連携
安全な誘導
誘導方向が明確
誘導方向が明確
【順序7】 自衛消防隊長に活動結果を報告しています。
 ポイント:初期消火の結果、逃げ遅れ情報、燃焼物の状況などを簡潔に伝える。
連携がとれています。
連携
【順序8】到着した消防隊に活動状況を報告し、引継ぎしています。
 ポイント:火点までのルートや逃げ遅れ、自衛消防隊の活動状況や危険物の情報などを伝える。
重要情報の提供

問合せ先

  • 田園調布消防署
  • 予防課
  • 防火管理係
  • 自衛消防担当
  • 03-3727-0119(611)