文化財防火デー 牛嶋神社で消防演習を実施します!

2025年01月10日 更新

文化財防火デー

 1月26日は文化財防火デーです。
 昭和24年1月、奈良県法隆寺の金堂で発生した火災により国宝の十二面壁画が焼損したことや、同年2月に愛媛県の松山城の筒井門など3棟が、6月には北海道の松前城の天守など2棟が焼損したことを契機に、昭和25年文化財保護法が制定され、昭和30年から1月26日を「文化財防火デー」とし、文化財の防火設備の点検と整備を行うとともに、消防演習などを実施して文化財を火災から守る運動を展開することとなりました。
 日本の文化財は、木や紙などの可燃物で造られているものが多く、一度火災になると大きな影響を受ける危険性が高くなっています。
 東京消防庁では、1月26日を中心に文化財を火災や地震などから守るための自衛消防訓練の実施などを呼びかけ、将来に継承すべき貴重な財産である文化財の火災予防を推進しています。

◆文化財防火デーについてはこちらを確認

牛嶋神社で消防演習を実施します!

 本所消防署では文化財防火デーに先立ち、墨田区の登録有形文化財を有する牛嶋神社(墨田区向島一丁目4番5号)で消防演習を実施します。
 
【日時】
 令和7年1月24日(金)10時00分から10時30分
【場所】
 牛嶋神社(墨田区向島一丁目4番5号)
【演習内容】
 地震発生に伴い牛嶋神社内社殿から出火したとの想定で実施し、牛嶋神社の自衛消防隊が119番通報、初期消火、避難誘導及び文化財の搬出を行います。その後、消防団と消防隊が連携した訓練を行い、最後に一斉放水を実施します。

 どなたでも見学いただけますので、ぜひお越しください!

問合せ先

  • 予防課防火管理係 内線520・537