警視庁第六消防署本所出張所として設置。
第六消防署から分離独立し、本所消防署に昇格。
本所区一円を管轄
人員66名 消防自動車5台
1本署 3出張所 3派出所 人員182名 消防自動車25台
東京大空襲により職に殉じた職員19名
本所庁舎の全部を焼失
警察機構より分離独立
東京消防庁本所消防署として業務を開始
9月、機構改革により本所消防署の廃署
向島、城東消防署に統合
再度の機構改革により本所消防署の復活
人員104名 消防自動車7台
管内の救急需要の増大により、本所消防署に救急車が配置
東駒形三丁目に本署庁舎(現在の東駒形出張所)が新築落成
1本署 3出張所(緑・小梅・太平)
婦人消防吏員3名が配置。
本所および太平救急隊に救急救命士を配置
本所消防署が現庁舎(横川四丁目6番6号)に移転
旧本署は東駒形出張所と名称変更した。(旧太平出張所は廃止)
8月、本所消防署に消火活動に関する専門的知識・技能と先進的な資器材を有する特別消火中隊が発足
黒い防火衣と金色のヘルメットが目印
本所消防署が開署80周年を迎え、各種記念行事(趣味展・署内一般公開等)を開催
本所消防署が開署90周年を迎え、庁舎開放、ファミリーデーを開催
自治体消防制度70周年記念式典開催に伴う消防特別警戒を実施(両国国技館)
皆さん、本所消防署の正面玄関に置いてあった「半鐘」にお気付きになりましたか?時は明治22年(1889年)、当時の警視庁消防第六分署(管轄は、本所・深川の2つの区域でした。)の管内27か所に、火事を知らせるための「引打半鐘」が設置されました。
しかし、大震災や戦災によりその殆どが焼失してしまい、現存するものは明治43年(1910年)本所消防署の前身である警視庁松倉出張所の望楼に設置された、この半鐘一つだけになってしまいました。
皆さんは「いろは四八組」をご存知でしょうか?「いろは四八組」は江戸の大火から守るために隅田川を境とした西側の区域に組織された町火消しです。また、隅田川の東側(現在の本所・深川地域)には区域を3つにわけて16組の火消し組が置かれ、北組の十一組から十五組が本所の大部分を担当しました。現在も本所の管内には、町火消しの「防火・防災」の精神が引き継がれています。