広報とうきょう消防(第59号)9

家具転対策

火災、ケガ、避難障害

家具転対策とは、家具類(家具や家電など)の転倒・落下・移動防止対策のことをいいます。地震時に家具類が固定されていないと、家具類や割れたガラスなどでけがをする、電気ストーブなどに物が落下して火災になる、家具類がドアや廊下をふさいで避難できなくなる可能性があります。

家具転対策三本の矢…集中収納、レイアウトの工夫、対策器具設置

特集 壁を傷つけにくい家具転対策

家具転対策

上記はあくまで一例です。他にも壁などを傷つけにくい対策器具が多く出ています

地震から命を守る家具転倒対策

長周期地震動とは

東日本大震災では新宿区の建物が13分間の揺れを観測し、最上階は約1mの揺れ幅でした。

東日本大震災以降、危険性について意識されています。

特徴

  • 揺れの周期が長い
  • 震源地から遠くまで揺れが伝わる

家具転対策の必要性

建物が持つ固有周期によっては、長周期地震動と共振して建物が大きく揺れ、高層階ほど大きく揺れることがあります。

【事例】

東日本大震災では新宿区の建物が13分間の揺れを観測し、最上階は約1mの揺れ幅でした。

長周期地震動について