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鳴りますか?住宅用火災警報器

住宅用火災警報器が「ついててよかった!」という事例がたくさん報告されています。

つけててよかった住宅用火災警報機

■ 東京消防庁管内における住宅用火災警報器等の設置率は89.4%です。住宅用火災警報器が「ついててよかった!」という事例(奏功事例)が、令和元年中においては196件報告されています。

過去の主な奏功事例

@男性(80代)は、台所で魚を焼いている最中に、台所を離れて隣室でテレビを見ていたところ、加熱され続け発生した煙を感知した住宅用火災警報器が鳴動しました。住宅用火災警報器の鳴動に気づき、台所へ向かうと白煙が充満していたため、火を消して119番通報しました。

A男性(50代)は居室でパソコン作業をしていたところ、パチンという音がして電気が消え、その後すぐに住宅用火災警報器が鳴動したため、隣室を見に行ったところ床面から炎が上がっているのを発見しました。その後、鍋に水を汲んでかけたが、煙が収まらなかったため、浴室のシャワーで水をかけて初期消火を行いました。コードを屈曲した状態で使用していたことから半断線により発熱及び短絡し、火災となりました。

B女性(20代)は、就寝中、布団の脇で使用していた電気ストーブに、掛布団が接触したため着火し、火災となりました。女性は住宅用火災警報器の鳴動で目が覚め、周囲を確認したところ掛布団から煙が上がっているのを確認しました。その後、電気ストーブのプラグをコンセントから抜き、窓を開けて排煙をした後に、119番通報しました。

C男性(50代)は、飲酒しながら喫煙した際に、たばこの火種が座布団に落ちて着火し、火災となりました。男性はすぐに気がつき、台所から鍋に水を汲み消火しましたが、完全に消火できておらず、数時間経過した後、再出火しました。隣人Aは自宅にいたところ、住宅用火災警報器の鳴動音が聞こえてきたことから、外に出て確認すると換気扇から白煙が出ていたため、119番通報しました。その後、玄関ドアを叩く音で目覚めた隣人Bが、火元部屋の玄関と窓を叩くと、就寝中だった居住者が玄関を開放し、中を見ると奥の部屋に炎が見えたので、台所の鍋に水を汲み、初期消火しました。

D女性(70代)は、仏壇の灯明に火をつけたまま外出したため、時間の経過とともに灯明台に着火し、火災となりました。隣棟建物居住者は、自宅にいたところ住宅用火災警報器の鳴動音が聞こえてきたため隣人に知らせ、隣人が119番しました。その後、隣人は火元部屋を確認すると玄関ドアが施錠中だったため、ベランダの開いていた窓から室内に入り、台所で水をコップに汲み、初期消火を行いました。

■ 令和元年中の奏功事例を分析すると・・・

火災に至らなかった事例(非火災)が、全体の約4割を占めています。火災に至らなかった事例(非火災)とぼやを合せると約9割を占めており、住宅用火災警報器によって、火災の発生や延焼の拡大が抑制されています。

焼損程度別の奏功事例件数 グラフ 焼損程度別の奏功事例件数

奏功事例を住宅用火災警報器の鳴動箇所別にみると、「台所」が6割以上を占めています。調理中にその場を離れないようにしましょう。

鳴動箇所別の奏功事例数 グラフ 鳴動箇所別の奏功事例数

住宅用火災警報器の鳴動音に気づいた人別では、隣人・通行人といった居住者以外が約4割を占めており、居住者が就寝中や外出中においても、住宅用火災警報器が鳴動することで、居住者以外の人の迅速な通報や初期消火により被害軽減につながっています。

鳴動音に気づいた人別の奏功事例数 グラフ 鳴動音に気づいた人別の奏功事例数