奥多摩周遊道路

2025年06月23日 更新

 奥多摩周遊道路は東京都の最西端に位置し、奥多摩町と檜原村を結ぶ19.7kmの都道です。
 ツーリングやドライブのコースとして人気があり、週末には多くのオートバイや車が周遊道路を訪れます。
 また、周遊道路からは、四季折々の変化に富んだ景観を見ることができます。

 

土日に多発!奥多摩周遊道路のオートバイ事故

 令和元年から令和6年12月までの間で、奥多摩消防署管内の奥多摩周遊道路(11.2km)で発生した交通事故168件(受傷者183人)について、事故の特徴を分析しました。

車両別

 車両別では、オートバイ単独と事故が全体の約79%と圧倒的に多く、オートバイが関連した事故を含めると、全体の約93%を占めます。
 
事故形態 発生件数  割合
オートバイ単独 132 78.6%
オートバイ同士 13 7.7%
オートバイ×自動車 12 7.1%
自転車単独 4.8%
自動車単独 1.2%
自転車×自動車 0.6%

曜日別

 曜日別では、平日と比べて土曜日・日曜日での事故発生率が高く、全体の約50%を占めます。
 
曜日等  発生件数 割合
日曜日 41 24.4%
月曜日 15 8.9%
火曜日 16 9.5%
水曜日 21 12.5%
木曜日 14 8.3%
金曜日 13 7.8%
土曜日 44 26.2%
祝日 2.4%

年代別

 年代別では、20代が全体の41%と最も多く、10代と20代で全体の約59%を占めています。
 また、50代の事故も多くなっています。

 
年代 けが人  割合
10代  32 17.5%
20代 75 41.0%
30代 23 12.5%
40代 19 10.4%
50代 27 14.8%
60代 3.3%
70代 0.5%

救急隊長からのお願い

 オートバイでの事故は、運転歴の浅い若年層ライダーが目立ち、上り坂よりも下り坂のカーブで圧倒的に多く発生しています。
 事故でけがをすると、救急車でも一番近くの病院まで1時間近くかかり、搬送先の病院によっては2時間近くかかります。
 また、救急車で搬送された方の約4分の1は、生命の危険に直結するけがをしています。
 けがを防ぐために、
無理な走行は絶対にしないでください。そして、オートバイを運転する際には、ライダースーツやライダースジャケット、プロテクターを必ず装着してください。
ヘリコプターへの搬送
事故の状況

問合せ先

  • 奥多摩消防署
  • 警防係・予防係