【緊急】住宅火災による死者が急増中
2024年12月19日 更新

令和6年11月中に発生した住宅火災による死者は、13人に上り、昭和63年以来の36年ぶりとなる大きな被害となりました。住宅火災による年間の死者も72名になり、これは過去10年で最多の令和元年(令和元年12月15日時点で71名・年間83名)を超えています。
火災多発期といわれる12月から3月までは、ストーブ火災による死者が急増します。特に令和5年のストーブ火災の死者9名は、全て電気ストーブによるものでした。令和6年中のストーブ火災でも死者5名中3名が電気ストーブ火災でした。また、「たばこ」を出火原因とする住宅火災で最も多くの方が亡くなられております。(令和5年中は「たばこ」が14人、次いで「ストーブ」が9人)
今年亡くなられた方のおおむね2人に1人(34人/72人)は住宅用火災警報器が付いていない又は鳴ったことが確認されない状態でした。
火災多発期といわれる12月から3月までは、ストーブ火災による死者が急増します。特に令和5年のストーブ火災の死者9名は、全て電気ストーブによるものでした。令和6年中のストーブ火災でも死者5名中3名が電気ストーブ火災でした。また、「たばこ」を出火原因とする住宅火災で最も多くの方が亡くなられております。(令和5年中は「たばこ」が14人、次いで「ストーブ」が9人)
今年亡くなられた方のおおむね2人に1人(34人/72人)は住宅用火災警報器が付いていない又は鳴ったことが確認されない状態でした。
火災による被害を減らすための4つの対策
発見 火災を発見したら早期に近くの人に知らせましょう。
通報 早期に119番通報を行いましょう。
初期消火 避難路を確保し、消火器などを用いて消火してください。
避難 室内では天井に火が届くと消火は困難です。すぐに逃げましょう。
持っていますか?マイ消火器



万が一、火災が発生してしまったとき被害を拡大させないために重要なのは初期消火です。消火器には様々な形があり、場所を問わず置ける小型なものから、片手で使用できる軽量なものなどもあります。お近くのホームセンターでお買い求めいただけます。古くなった消火器はお近くの自治体または消火器リサイクル推進センターにお問い合わせいただけます。
使用方法など詳しい情報は東京消防庁ホームページ「持っていますか?マイ消火器」を確認してください。
使用方法など詳しい情報は東京消防庁ホームページ「持っていますか?マイ消火器」を確認してください。
鳴りますか?住宅用火災警報器


住宅用火災警報器は、火災を早期に発見し被害拡大を防ぐ重要な設備です。火災を早期に発見することで、初期消火や通報等の行動が早まり、近隣への焼損被害も軽減します。また、住宅火災において住宅用火災警報器等(自動火災報知設備等を含む)が未設置の住宅と設置の住宅を比較すると、火災発生時の死者数や被害が大きく異なります。住宅用火災警報器を設置することで、住宅火災1件あたりの平均焼損床面積は約7分の1に、平均損害額は約5分の1に減少します。(グラフ参照)
設置場所やその他さらに詳しい内容は、東京消防庁ホームページ「鳴りますか?住宅用火災警報器」を確認してください。
設置場所やその他さらに詳しい内容は、東京消防庁ホームページ「鳴りますか?住宅用火災警報器」を確認してください。
住宅火災を防ぐポイント
たばこ

□寝たばこは絶対しない。
□飲酒をしながら喫煙し、うたた寝をしない。
□吸殻を灰皿やごみ箱にためないようにする。
□吸殻を捨てるときは、必ず水をかけ完全に消火する。
□火種を落とさないよう安全な場所で喫煙する。
ストーブ

□周囲に燃えやすいものを置かない。
□外出時や就寝時は必ず消す。
□給油は必ず消してから行う。
□ストーブの上や近くで洗濯物を乾かさない。
こんろ

□調理中にこんろから離れない。
□コンロ周りに燃えやすいものを置かない。
□防炎品のエプロンやアームカバーを使用する。
□火が鍋底からはみ出さないように調整する。
□安全機能付きのこんろを使用する。
電気コード等

□使ってないプラグは抜いておく。
□プラグ・コンセントは定期的に掃除する。
□家具などの下敷き、折れ曲がりに注意する。
□タップは決められた容量内で使用する。
□束ねて使用しない。
問合せ先
- 予防課
- 防火管理係