令和5年9月5日(火)、蒲田消防署裏庭において、令和5年度自衛消防隊訓練審査会を実施しました。審査会は条例隊部門と事業所隊部門の2部門を設けて実施され、約2か月間の訓練を経て、各事業所とも日頃の訓練の成果を存分に発揮しました。また、審査会には全14事業所が参加し、各部門の上位3隊(最優秀隊1隊、優秀隊2隊)に対し、表彰式を実施しました。結果については以下のとおりです。
【参加事業所名(自衛消防隊名)一覧】
審査会に伴う表彰式
【条例隊部門】
最優秀賞 日本空港ビルデング自衛消防隊
アロマスクエア自衛消防隊 | TIAT自衛消防隊 | |
【事業所隊部門】
最優秀賞 JR東日本大田運輸区自衛消防隊
グローリーエンジニアリング自衛消防隊 | 東京計器女子自衛消防隊 | |
7月4日(火)、国土交通省東京空港事務所と2方面内各署が参加しての、実機を使用しての航空機災害対応要領の検証を実施しました。
羽田空港三丁目のランナップエリア(制限区域(※)内)において、整備士訓練用機材B737−500(全長31.0m、全高11.1m)を使用し、機体各部の構造、緊急時に外部からドアを開放し機内へ進入する方法、救出救護要領等について航空機整備士から教養を受けるとともに、参加消防隊による実働検証を行いました。
検証の最後に、特化連携隊による機体への実放水を行い、航空機災害への対応能力の向上を図りました。
実機を使用しての教養や実働検証は貴重な機会であり、参加隊員たちは各検証に熱心に取り組んでいました。
(※)制限区域:国際線・国内線の乗客が保安検査を通過した先のエリア
令和5年6月18日(日)東糀谷防災公園において、令和5年度蒲田消防団消防操法大会が実施されました。蒲田消防団全7分団が日ごろの訓練成果を発揮すべく、全力で可搬ポンプ操法を実施しました。
蒲田消防署敷地内で、ポンプ中隊と特別消火中隊の消防活動技術訓練効果確認を実施しました。各隊とも、夜間に住宅から出火したという想定で、住宅上階部分から、可搬はしごを活用した逃げ遅れ者の救出要領、延焼建物内に内部進入しての逃げ遅れ者の検索・救出要領の確認を実施しました。各隊とも士気旺盛で、普段の訓練の成果が発揮されました。
5月9日(火)、第51回全国消防救助技術庁内選考(陸上の部)が実施されました。救助大会は、消防救助技術の一層の錬磨と向上を図り、その効果を確認するために毎年行われているものです。蒲田消防署から、1部空港救助隊が障害突破の部で関東大会進出が決定しました。関東大会も突破し、8月に行われる全国大会出場を目指して訓練を重ねていきます。