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熱中症に注意


熱中症による救急搬送状況の概要


概要

東京消防庁管内※において、令和4年6月 1 日から9月30日までの4か月間に、熱中症(熱中症疑い等を含む)により6,013人が救急搬送されています。令和3年と比べて、令和4年の救急搬送人員は2,599人増加しました。

気象庁は令和4年の梅雨明けを、速報値では6月27日頃としましたが、その後、確定値として7月23日頃を梅雨明けと発表しました。

6月25日から7月3日までの9日間は連日35℃以上の気温となり、その間に熱中症(熱中症疑い等を含む)により救急搬送された方は2,429人で、これは4か月間で救急搬送された方の約40.4%にあたります。

救急搬送人員の初診時程度をみると、2,299人(38.2%)が入院の必要がある中等症以上と診断され、そのうち244人が重症以上と診断されています。

全体の救急搬送人員のうち3,229人(53.7%)が高齢者(65歳以上)となっており、そのうち、後期高齢者(75歳以上)が2,394人(74.1%)となっています。

※ 東京消防庁管内:東京都のうち稲城市と島しょ地区を除きます。

熱中症イメージイラスト1

熱中症発生場所

救急要請時の発生場所では、住宅等居住場所が2,482人で全体の41.3%を占め最も多く、次いで道路・交通施設等が1,823人で30.3%を占めていました。

高齢者(65歳以上)は「住宅等居住場所」、「道路・交通施設等」が全体の約87%を占めています。

また、乳幼児(0歳〜5歳)の発生場所のうち、11人(27.5%)が、誤って車両のドアロックをかけてしまったことなどにより、車両内に閉じ込められ、熱中症になってしまった事案です。

熱中症イメージイラスト2

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