熱中症に注意
2026年03月31日 更新
熱中症の統計資料
年別の救急搬送人員
東京消防庁管内※では過去5年間(各年6月から9月まで)に、熱中症(熱中症疑い等を含む)により33,738人が救急搬送されました。令和7年の熱中症による救急搬送人員は、これまで最多だった令和6年の7,996人を超え、過去最多となる9,203人(速報値)でした。猛暑だった令和6年と比較すると1,207人増加しています(図1)。
東京都のうち稲城市と島しょ地区を除く地域
月別の救急搬送人員
令和7年8月は過去5年間の8月の中で最も多く、3,336人が救急搬送され、9月に関しては過去最多の851人が搬送されました(図2)。
気温・WBGTと救急搬送人員
熱中症による救急搬送人員と気温・WBGTの状況を見てみると、令和7年6月から9月末までの間で真夏日(30℃以上)の日数は87日、猛暑日(35℃以上)の日数は29日ありました。
1日に熱中症により100人以上が救急搬送された日数は39日ありました。
1日の熱中症による最多救急搬送人員は、8月6日の340人でした(図3)。
東京都の気象観測地点は東京での計測値を使用(計上)しています。
気温別の救急搬送人員
救急要請時の気温と救急搬送人員では32℃台と33℃台の時に1,000人以上が救急搬送されています(図4)。
救急要請時の気温と湿度
下の図5は令和7年6月から9月末までに熱中症で救急搬送された9,203人の救急要請時の気温と湿度を表したもので、赤い色が濃いほど救急搬送が多いことを表しています。
概ね、気温は28℃から35℃まで、湿度は50%から80%までの範囲で救急搬送人員が多く分布していることがわかります。
また、気温が高くなくても湿度が高いと多く救急搬送されています。
時間帯別の救急搬送人員
12時台が985人と最も多く、11時台から15時台は800人以上と多くなっています(図6)。
年代・年齢区分別の救急搬送状況
年代別では、80歳代が2,089人と最も多く、次いで70歳代が1,655人となっています。
人口10万人あたりの救急搬送人員では70歳代から増加し、90歳代が最多の結果となりました(図7-1)。
年齢区分別では、65歳以上の高齢者が4,853人で全体の半数以上を占め、そのうち7割以上にあたる3,702人が75歳以上の後期高齢者でした(図7-2)。高齢者と後期高齢者の救急搬送人員も過去最多となりました。
救急搬送時の初診時程度
救急搬送された9,203人のうち約4割にあたる3,657人が入院の必要があるとされる中等症以上と診断されています。重症以上は259人で、そのうち52人は生命の危険が切迫しているとされる重篤と診断され、1人が亡くなっています。(図8-1)。
また、65歳以上の高齢者は、約半数の2,529人(52.1%)が中等症以上と診断されています(図8-2)。
初診時程度とは・・・
軽 症:軽易で入院を要しないもの
中等症:生命の危険はないが、入院を要するもの
重 症:生命の危険が強いと認められたもの
重 篤:生命の危険が切迫しているもの
死 亡:初診時死亡が確認されたもの
熱中症の発生場所
救急要請時の発生場所では、「道路・交通施設等」が3,287人で全体の35.7%を占め、最も多く、次いで「住宅等居住場所」が3,186人で34.6%を占めていました。65歳以上の高齢者で見てみると「住宅等居住場所」が2,231人で、約半数を占めています(図9)。
過去5年間の年齢区分別発生状況
過去5年間の年齢区分別の救急搬送人員では、令和7年は前年に比べ、6歳から12歳までの区分は減少しましたが、他の年齢区分では増加しており、特に19歳から64歳までの増加が多いことが分かります(表1)。

問合せ先
- 防災部
- 防災安全課
- 生活安全係
- 03-3212-2111(内線4195)