10 消防学校の教育状況

10 消防学校の教育状況

人づくり。そこに、自己表現への確かなステップがある

消防学校では、複雑多様化する消防業務に対応できる職員を養成することを目的に、新たに採用された職員の教育をはじめ、幹部教育、専門的技術を身につける専科教育などを行っています。

組織図

組織図イメージ

学校教育体系

リンクされているものは、クリックすると詳細が表示されます。

初任教育

  • 消防吏員
  • 主事

幹部教育

  • 部長研修
  • 所属長等研修
  • 課長研修
  • 上級幹部研修
    消防司令長
    課長級職
  • 中級幹部研修
    消防司令
    課長代理級職
  • 初級幹部研修
    消防司令補
    主任級職
    消防士長
    副主任

専科教育

  • 特別救助技術研修
  • 水難救助技術研修
  • 高所指揮技術研修
  • 予防技術研修
  • 化学災害技術研修
  • 特別操作機関技術研修
  • ポンプ機関技術研修
  • 普通機関技術研修
  • 機動二輪活動技術研修

救急教育

  • 救急救命士養成課程研修
  • 救急救命士就業前研修
  • 救急標準課程研修

消防団員教育

  • 基礎教育
  • 幹部教育
  • 専科教育
  • 特別教育

特別教育

  • 経理関係事務特別研修
  • 情報通信システム指導者特別研修
  • 特別消火中隊隊長特別研修
  • 実火災体験型訓練指導者養成特別研修
  • 救急救命士実務特別研修
  • 救急隊長特別研修
  • 救急救命士処置拡大特別研修
  • 機関員指導者養成特別研修
  • 消防団教育訓練指導者特別研修

自己啓発の支援

  • 消防講演
  • 教養講座
  • 授業開放

初任教育

若き志の第一歩が今始まる

新たに採用された消防職員に対し、全寮制による教育を行います。
教育は、防火、防災に関する基礎的な知識や技術の修得はもちろん、強靱な気力や体力づくり、また、社会人としての人格形成を目指して行います。

総合訓練
総合訓練
パソコンを活用した授業
パソコンを活用した授業

幹部教育

責任と使命感が我々を駆り立てる

人格の陶冶をはじめ、業務管理、部隊の指揮能力など、管理監督者として必要な能力を伸長させます。

総合訓練
総合訓練
指揮訓練
指揮訓練

専科教育

目指すはスペシャリスト

警防、予防、装備などの業務に従事する職員に対し、それぞれの分野に応じた専門的な知識、技術を修得させます。

水難救助技術研修(潜水訓練)
水難救助技術研修(潜水訓練)
特別救助技術研修
特別救助技術研修

救急教育

さらなる救命率の向上を目指して

救急業務に従事する職員に対して、専門的な知識、技術を修得させます。
また、東京消防庁消防学校は、救急救命士養成所として指定されており、救急救命士の国家試験を受験するための資格及び救急救命士として活動するために必要な知識・技術を修得させるため、救急救命士養成課程研修を行っています。

救急救命士養成課程研修
救急救命士養成課程研修
救急標準課程研修
救急標準課程研修

消防団員教育

自らの手で地域の安全を守る

消防学校では所轄消防署と連携し、消防団員に対する集合教育や教育支援を行っています。
また、消防学校には東京都消防訓練所が併設されており、各市町村消防団員の教育訓練を実施しています。

ポンプ運用訓練
ポンプ運用訓練
放水訓練
放水訓練

自己啓発の支援

職員の生涯教育の中心地として、教養を高めるための「消防講演会」、学校研修における「授業の開放」、資格取得のための「教養講座」など、自己啓発支援事業を行っています。

また、各所属で集合教育やグループ学習を実施する場合には、CAI実習室、消火設備実習室、警報設備実習室、プール及び体育館などの学校施設を開放し、所属教養の支援活動を行っています。

講堂における集合教養「消防講演会」
講堂における集合教養「消防講演会」