本署・出張所紹介
管轄区域には、本署と4つの出張所があります。それぞれの特徴をご紹介します。
本署
立川市は、東京都のほぼ中央、西よりに位置しており多摩地域の中心となっている街です。本署管内には、JR立川駅周辺を中心に商業が発展し人が集まる一方で、国営昭和記念公園などの自然を感じることができる場所もあります。
本署には、ポンプ車2台、はしご車1台、救急車1台、救援車1台、人員輸送車1台、査察広報車3台、指揮隊車1台が配置されており、管内の安全・安心を守っています。


錦町出張所
駅周辺を少し離れれば、古くからの住宅街と新興住宅街が入り混じっている閑静な住宅街が広がるほか、南側は多摩川を境に日野市と接しています。立川駅西側には立川諏訪神社があり、夏の終わりに開催される例大祭では多くの人で賑わいます。
旧庁舎は昭和44年4月1日に落成し、事務が開始されましたが、老朽化により解体され、平成24年2月21日に現庁舎となりました。
当所は現在、ポンプ隊2隊、救急隊2隊を運用しています。ポンプ中隊は平成17年8月から特別消火中隊として活躍しており、士気旺盛な職員が勤務しています。




国立出張所
谷保村が国立町になったのは、昭和26年のことです。そしてこの頃できた桐朋中学・高校、都立国立高校、都立第五商業高校と、以前からあった一橋大や国立音楽大らと併せて、国立が学園都市になりました。
国立の街のシンボルと言えば、国立駅の三角屋根の駅舎で、駅前に広がるロータリーや、そこから南北に伸びる大学通りは、ヨーロッパをイメージしたものです。
この大学通りの両側は、桜と銀杏の並木道で、春には大学通りがピンクに染まり、夏には柳の巨木が風にゆれ、秋には桜と銀杏がそれぞれ紅葉し、道行く人の目を楽しませてくれます。
大学通りを南進すると、一橋大が両側に広がりますが、神田からここ国立に移ってきたのは、昭和2年のことです。校内に入ってまず目につくのは、ロマネスク様式の兼松講堂で、学園都市のシンボルとして市民に長く愛されています。
国立出張所は、昭和47年に庁舎が落成し、事務を開始しました。
現在は、ポンプ車1台、救急車1台が配置されており、毎日勤務員2名、交替制勤務員27名の消防職員が勤務しています。




砂川出張所
昭和42年7月1日に事務を開始し、現在、ポンプ車1台、救急車1台が配置され、出張所長以下30名が勤務しています。
当所の裏庭に、経度、緯度、標高が正確に求められている二等三角点が設置されています。この二等三角点は、地図作成、道路の建設、都市の開発などを行う際に、測量の基準になるものです。また、地震や火山活動に関連する地殻変動等を検出するための基準として、災害軽減にも重要な役割を果たしています。
当所の南側を西から東に流れる玉川上水は、金比羅橋付近で立川断層の崖を無理せずに乗り越えたために、南へ大きく湾曲しています。近くの金比羅山は、玉川上水を掘った時の土砂で造ったと言われており、立川でただ一つの山で、浅間神社、金比羅神社、秋葉神社が勧請されています。



谷保出張所
当所は、昭和45年5月に誕生し、立川市と国立市を管轄する立川消防署の中で、国立市の南東地域が受け持ち区域です。その北端をJR中央線が、中ほどをJR南武線と甲州街道が東西に通り、南部には江戸三大天神の一つとして有名な谷保天満宮があります。
JR南武線谷保駅から徒歩10分、府中市との境界付近に位置し、周囲は閑静な住宅地でとても落ち着いた雰囲気です。近所の保育園の散歩コースや、小学生の通学路にもなっており、時には即席の社会科見学が行われています。
ポンプ車2台と非常用ポンプ車1台が配置されており、うち谷保第2小隊は当庁でも数少ない塔体付きポンプ車です。
現在、毎日勤務員3名と交替制勤務員27名(9名×3チーム)が勤務しています。



消防署沿革
昭和23.3.7 | 消防組織法が施行され、立川市、昭和町・谷保村の一市一町一村が連合して、自治体消防として発足した。 |
昭和35.4.1 | 東京都と立川市、昭島市及び国立町との間に消防事務の委託に関する規約が成立、東京消防庁立川消防署が発足した。 |
昭和40.5.15 | 立川消防署本署の新庁舎が完成し、事務を開始した。 |
昭和41.3.7 | 国立出張所の庁舎が完成し、事務を開始した。 |
昭和41.5.11 | 昭島出張所の庁舎が完成し、事務を開始した。 |
昭和42.3.31 | 立川消防署にはしご自動車(24メートル級)が配置された。 |
昭和42.7.1 | 砂川出張所の庁舎が開設、事務を開始した。 |
昭和44.4.22 | 錦町出張所の庁舎が完成し、事務を開始した。 |
昭和45.5.15 | 谷保出張所の庁舎が開設、事務を開始した。 |
昭和51.3.22 | 立川消防署のはしご車が更新され、40メートル級のはしご車となった。 |
昭和53.12.27 | 砂川出張所の化学車が排煙高発泡車に更新された。 |
昭和59.3.26 | 大神出張所開設 |
平成3.10.2 | 立川消防署新庁舎落成、10月7日から事務を開始した。 |
平成4.4.1 | 立川消防署に大型化学車が増強され、運用開始した。これに伴い砂川排煙高発泡車は廃止された。 |
平成10.12.1 | 昭島消防署が立川消防署から分割開署した。これにより、立川消防署は錦町、砂川、国立、谷保の4出張所体制となった。 |
平成6.12.7 | 初の女性救急隊員が誕生した。 |
平成17.8.23 | 錦町特別消火中隊が運用開始となった。 |
平成20.4.1 | 初の女性ポンプ隊員が誕生した。 |
平成24.2.21 | 錦町出張所新庁舎が完成し、事務を開始した。 |
管内図

問合せ先
- 予防課防火管理係