平成元年にアメリカ合衆国サンフランシスコ市を中心に発生した「ロマ・プリータ地震」におけるボランティアのめざましい活躍を目の当たりにし、我が国でもボランティアの必要性を認識した東京消防庁では、平成6年から災害時支援ボランティア制度を試験的に導入しました。その後火災予防審議会の答申や平成7年の阪神・淡路大震災の教訓などを踏まえて、平成7年7月から東京消防庁災害時支援ボランティア制度を正式に発足させ、東京消防庁の震災対策の一つとして重要な位置づけがなされています。
東京都内に震度6弱以上の地震が発生した場合及び大規模災害な自然災害や大規模な事故が発生した時に応急救護活動や後方支援などを行います。
また、地域の防災リーダーとして地域の防災訓練等において指導を行います。
中学校を卒業した15歳以上の方で、次のいずれかに該当する方
ボランティアとして活動するためには、居住又は勤務する地域を管轄する消防署に事前に登録します。登録が完了すると、「災害時支援ボランティア登録証」が発行されます。この登録証の有効期間は5年間で、その都度、更新手続きを行います。
ボランティア登録後、リーダー講習、コーディネーター講習を受講できます。
また、登録年数に応じた表彰制度があります。
お手持ちの資格等が上記の要件に当てはまるかわからないという方でも、災害時支援ボランティアの活動に興味のある方は、是非消防署までお問い合わせください。震災などの災害の被害軽減のため、是非ともご支援ください。
![]() 消防隊と連携した放水訓練 |
![]() 救護所における応急手当支援訓練 |