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東京消防庁神田消防署防火防災について

火災を予防するために〜
令和2年中神田消防署管内の火災原因


 電気関係、たばこによる火災に要注意!
     【電気関係】 トラッキング火災に注目!
   ほこり + 湿気 = 通電
湿ったほこりは電気を通します

★ほこりが堆積し火災発生
 【たばこ】 ごみ置き場からの火災が3件!
  可燃ごみと、消火の不十分なたばこの吸い殻を一緒に捨てると…

★残った火種から火災発生!

主な出火原因と予防対策

火災の原因を知って、予防のための対策をしましょう。

●電気コード等 〜令和2年神田消防署管内の出火原因No.1!!!〜
 電気火災のうち漏電・電線の短絡(ショート)・スパーク・半断線・トラッキング等を原因とした発熱によっておこる火災は、人気のない場所から出火するため注意が必要です。
〜トラッキング現象〜

 コンセントに差し込んだプラグの差し刃間に付着した綿埃等が、湿気を帯びて微小なスパークの繰り返しにより差し込みプラグの絶縁が破壊され、やがて差し刃間に電気回路が形成され出火する現象をいいます。

☆電気コード等による出火を防ぐためのポイント☆

□ 差し込みプラグは、使用時以外はコンセントから抜く。
□ 長期間差したままのプラグ等は、定期的な点検をする。
□ プラグを乾いた布等で清拭する。
□ 異常がある場合は使用しない。

 
●たばこ 〜令和2年神田消防署管内の出火原因No.2!!!〜
 たばこによる火災は、すぐに燃え広がらずしばらく無炎燃焼(炎を出さずに燃え広がる)を続け、出火します。また、焼損面積が少ない火災でも、一酸化炭素中毒で死者が発生しています。

           令和2年神田消防署主な出火原因ワースト3


 
☆たばこによる出火を防ぐポイント☆

□ くわえたばこで作業をしたり、火のついたたばこを持ったまま歩き回らない。
□ 灰皿の吸い殻はこまめに清掃する。
□ 吸い殻は水につけるなど、完全に消えたことを確認した後に廃棄する。
□ たばこの投げ捨てや灰皿がない場所での喫煙はしない。
□ 喫煙場所に指定されている場所で喫煙する。
            
 これからの季節は、空気が乾燥し、火災が発生すると被害が拡大する危険があるので注意が必要です!

              最近10年間のたばこ火災月別件数

階段・廊下の安全確保

 万が一、火災が発生して避難しなければならない時、燃えている階で扉が開いたり、停電でエレベーター内に閉じ込められてしまう危険があるため、エレベーターの使用はできません。
 もしもの時のために、階段や廊下に物を置かずに避難経路を確保しましょう。




 階段にたくさん物が置かれていると、避難の障害になるだけではなく火災が発生した場合に、燃え広がる危険があります。
また、消防隊の活動の障害にもつながります。



 防火戸の前に物があるため、火災が発生した場合、防火戸が閉鎖せず煙や炎を防ぐことができません。また、避難口を知らせるための誘導灯が見えづらく、避難する方向が分かりにくくなっています。

 階段や廊下には日頃から物を置かないように心がけましょう!

火災の早期発見に有効な『住警器(じゅうけいき)』

 火災を早期に発見することで、初期消火や通報等の行動が早まり、近隣への延焼被害も軽減します。
 あなた自身はもちろん、大切な家族の命を住宅火災から守るため、日ごろから点検をしておきましょう。
    

さらに詳しく住宅用火災警報器のことを知りたい(東京消防庁HP)

その『消火器』まだ使える?

 今お使いの消火器が使えなくなる可能性があるのはご存じでしょうか。
 適応火災のマークが「文字表示」の消火器は、新規格消火器に2021年12月31日」までに交換してください。
  
 詳しくはこちら↓
 旧規格消火器について(東京消防庁HP)

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