救急出場件数が過去最多を更新

2025年01月20日 更新

【救急出場件数が増加中】
 令和6年中の東京消防庁救急隊の出場件数は、約93万5,000件(速報値)となり、3年連続で過去最多件数を更新しました。
 その中でも
 夏季は熱中症
 冬季はインフルエンザ等の感染症や冬特有の事故(ヒートショック、餅による窒息、急性アルコール中毒)
 が原因となり、救急要請が特に増加します。

【119番通報、つながるまで電話は切らない!】

 夏季と冬季は救急要請の増加により119番通報がつながりにくい場合があります。119番通報が急増した場合は、職員を増強して対応していますが、通報時には下記の事項に注意をお願いします。
・119番通報は、着信順に電話をとっていますので、電話がつながらない場合は、つながるまで電話を切らないでください。電話を切って掛け直すと、119番通報のつながる順番が最後になってしまいます。
・緊急通報をする時は一つの電話でかけ続けてください。一つのけがや病気に複数の電話機から通報すると回線が混み合ってしまい、119番通報がつながりにくくなります。
・不要不急の電話については、最後までお話を聞かずに切断する場合があります。他の緊急通報を優先するための措置ですので、ご理解をお願いします。

その通報、本当に119番ですか?

【救急車の適時・適切な利用のお願い】

 救急要請の件数が増えると、遠方の救急車が出場する確率が高まるため、現場への到着が遅れてしまい、救える命を救えなくなる恐れがあります。
 真に救急車を必要としている方が利用できるよう、東京版救急受診ガイドを活用したり、東京消防庁救急相談センター(#7119)に相談する等、救急車の適時・適切な利用にご協力をお願いします。
 ただし、胸が痛い、激しい頭痛がある等、緊急性があると判断した場合は、ためらわず119番通報をしてください。
 また、緊急性がない通院等では、患者等搬送事業者(民間救急)等の利用にご協力ください。
 下記それぞれの画像をクリックすると、東京消防庁「東京版救急受診ガイド」「救急相談センター」特設ページに移動します。

【救急車ひっ迫アラート】

東京消防庁は、救急需要増大時に、「救急車ひっ迫アラート」というキーワードで救急車のひっ迫状況を発信しています。蒲田消防署ホームページや東京消防庁公式アプリ、公式X(旧Twitter)からご確認ください。

問合せ先

  • 蒲田消防署救急係
  • 03-3735-0119(内線380)