このページの本文へ移動

東京消防庁

電気ストーブ火災を防ごう

電気ストーブ火災を防ごう

≪電気ストーブ火災の実態≫

令和元年の東京消防庁管内(治外法権火災及び東京消防庁管轄外からの延焼火災を除く。)の火災件数は4,085件です。このうち電気製品等から出火した電気火災は1,283件(31.4%)で、そのうち最も多いのは、電気ストーブ火災(カーボンヒーター、ハロゲンヒーター及び温風機を含む。)の85件(6.6%)です(図1)。電気ストーブ火災のうち亡くなった方は6人で、けがをされた方は39人と、人命にかかわる被害が大きい特徴があります(図2・図3)。
 これからの季節、電気ストーブを使用する機会が増えると思います。電気ストーブの見た目は、直火(炎)がなく火災になりにくいと思われがちですが、ストーブによる火災のうち、電気ストーブ火災の件数が圧倒的に多いという実態があります。使用に際しては、燃えやすいものは近くに置かないなど注意が必要です。

図1 電気ストーブの火災件数の推移
図1 電気ストーブの火災件数の推移
  • 図2 電気ストーブ火災による負傷者の推移 図2 電気ストーブ火災による負傷者の推移
  • 図3 電気ストーブ火災による死者の推移 図3 電気ストーブ火災による死者の推移

≪電気ストーブ火災の特徴≫

  

電気ストーブ火災の発生原因として、電気ストーブをつけたまま就寝し布団等に接触して火災が発生する事例や、電気ストーブ上にあった衣類等が落下し火災が発生する事例が、多いという特徴があります。
 死者の約8割を75歳以上の後期高齢者が占めており、ぼや火災であっても着衣着火や一酸化炭素中毒により亡くなる方が多いです。

  • 写真1 電気ストーブに布団が接触し出火した様子(実験写真) 写真1 電気ストーブに布団が接触し出火した様子(実験写真)
  • 写真2 電気ストーブがロボット掃除機に押されてソファーに接触した様子(実験写真) 写真2 電気ストーブがロボット掃除機に押されてソファーに接触した様子(実験写真)

電気ストーブの火災

キュータ君
YouTube 東京消防庁公式チャンネル

≪令和元年に発生した電気ストーブの火災事例≫

事例1
居室内で、布団等の可燃物が使用中の電気ストーブに接触し、出火した。
この火災で店舗併用住宅が半焼し、居住者の高齢者が死亡した。
事例2
居室内で、居住者のスカートが使用中の電気ストーブに接触し、出火した。
この火災で着衣が焼損し、高齢者が負傷した。
事例3
居室内で、使用中の電気ストーブが何らかの要因で移動したため、周囲にあった衣類に接触し、出火した。
この火災で住宅が全焼し、居住者の高齢者と成人が負傷した。
事例4
作動中の洗濯機の上に衣類を置き入浴していたところ、洗濯機の振動により衣類が使用中の電気ストーブ上に落下し、出火した。
事例5
居室内で、電気ストーブがロボット掃除機に押されて移動した際、机に接触し出火した。
  

≪電気ストーブ火災を防ぐポイント≫

  • ◎ 外出前や寝る前には必ず電源を切る
  • ◎ 燃えやすい物を近くには置かない
  • ◎ ストーブの上に洗濯物を干さない
  • ◎ 誤ってスイッチが入らないように、使わないときは電源プラグをコンセントから抜く
  • ◎ 電源プラグやコードが傷んでいたら使用しない
 

↑このページのトップへ戻る