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東京消防庁

子どもの事故を防止しよう

子どもの事故を防止しよう

≪日常生活における事故≫

令和元年中は、144,767人が日常生活の事故で救急搬送されています。

その中でも、5歳以下の子ども(乳幼児)と高齢者の救急搬送人員が多くなっています(図1)。乳幼児は危険に対する認識が乏しく、危険を回避する能力が未熟です。家族など周囲の人が、過去にどのような事故が発生しているかを知り、事前に対策をとることで、重大な事故から子どもを守りましょう。

図1 年齢層(5歳単位)別の救急搬送人員(令和元年中)

≪≪乳幼児の事故発生状況≫

平成27年から令和元年までの5年間に48,226人の乳幼児が救急搬送されました(図2)。

令和元年中の救急搬送人員を年齢別にみると、1歳が最も多く、次いで2歳となっています(図3)。

図2 乳幼児の年別救急搬送人員

図3 年齢別救急搬送人員(令和元年中)

≪乳幼児の事故種別と中等症以上の割合≫

乳幼児に多い事故と入院が必要とされる中等症以上の割合をみると、救急搬送が多いのは“落ちる”事故、“ころぶ”事故となっています。

また、中等症以上の割合は、“おぼれる”事故が最も高くなっています(図4)。

図4 乳幼児の事故種別と中等症以上の割合(令和元年中)

自宅の浴槽での「おぼれ」

おぼれた場所の第1位は、自宅の浴槽です。

こんな事故が起きています
【事例】親が寝てしまって・・・
5か月の子どもは親と入浴し、その後物音がしないことを不安に思った家族が浴室を確認したところ、浴槽に水没している子どもと、寝てしまっている親を発見した。
(程度:中等症)
「おぼれ」による事故を防ぐために
  • 乳幼児をお風呂に入れているとき、水遊びをさせているときは、決して目を離さないようにしましょう。
  • 子どもだけで浴室に入れないようにしましょう。

「はさまれ」

子どもの手や足などがはさまれる事故が多発しています。

  • ※ その他の玩具とは、プラスチック製の玩具やフィギュア、シールや積み木等
  • ※ その他の家具とは、棚や箱等
図5 年齢別のはさまれ事故の原因上位5位(令和元年中)

指等を切断する事故も発生しています。

  • ※ その他とは、楽器や掃除道具等
図6 関連器物別5歳以下の子どもの指の切断状況(平成29年〜令和元年中)
こんな事故が起きています
【事例1】ドアで・・・
5歳の子どもがドアと縦枠の間に指を入れており、親がドアを開けた際にはさまり切断した。
(程度:軽症)
【事例2】タンスで・・・
2歳の子どもが、友達とタンスの扉を開け閉めして遊んでいる際に、指をはさんで切断した。
(程度:中等症)

この他にも、電車の戸袋や自動車のパワーウィンドウ、自転車のスポークなどにはさまれる事故が起きています。

「はさまれ」による事故を防ぐために
  • ドアの開閉時は、子どもがどこにいるか確認しましょう。
  • ドアの蝶番側は、指はさみ防止グッズなどでカバーしましょう。
  • エレベーターやエスカレーター付近では遊ばせないようにしましょう。

「やけど」

味噌汁や熱湯、お茶などの熱い液体でのやけどが多くなっています!

図7 やけどの事故が多かった要因(令和元年中)
こんな事故が起きています
【事例1】炊飯器の蒸気で・・・
1歳の子どもが、自宅で炊飯器の炊き上がりの蒸気を触り、やけどした。(程度:中等症)
【事例2】アイロンで・・・
親がテーブルの上で温めていたアイロンのコードを、10か月の子どもが引っ張り、アイロンが落下してやけどした。(程度:軽症)
「おぼれ」による事故を防ぐために
  • やけどの恐れのあるものは、子どもの手の届くところに置かないようにしましょう。
  • 子どもを抱いたまま、調理をしないようにしましょう。
  • 熱い食べ物等は、冷ましてから子どもに食べさせましょう。

窓やベランダから「落ちる」

住宅の窓やベランダから落ちる事故が繰り返し起きています!

平成27年から令和元年までの5年間に、5歳以下の子ども70人が、住宅等の窓やベランダからの墜落により医療機関に救急搬送されています。高所からの墜落は、生命に危険を及ぼす可能性が高く、十分注意が必要です。

  • ※ 1階を除く
図8 年別救急搬送人員
こんな事故が起きています
【事例1】
4歳の子どもが、親が目を離していた間に、共同住宅4階の自宅のベランダから地上に墜落した。ベランダには、スーツケースが置かれていた。(程度:重症)
【事例2】
3歳の子どもが、自宅2階居室内の窓際に置かれたソファに上り、窓から地上に墜落した。(程度:中等症)
窓やベランダから「落ちる」事故を防ぐために
  • ベランダを子どもの遊び場にしないようにしましょう。
  • エアコンの室外機、植木鉢などを置く場所には注意しましょう。
  • ベランダへの出入口の窓などには、鍵を二重に設ける等の措置を講じましょう。
  • 定期的に手すりにガタつきや腐食などがないか、確認しましょう。

出典:東京都生活文化局消費生活部生活安全課
子供のベランダからの転落事故に注意!リーフレット

乳幼児の日常生活事故防止動画はこちらからご覧になれます。(YouTube東京消防庁公式チャンネル)

※ 子どもの事故について更に詳しく知りたい方は下記のワードで検索!

≪病院? 救急車?迷ったら「電話でも!ネットでも!#7119」≫

事故が発生し、子どもがケガをした際に、「今すぐ病院に行くべきか」、「救急車を呼ぶべきか」判断に迷った時は、「#7119」東京消防庁救急相談センター及び東京版救急受診ガイドを活用しましょう。

1 「 #7119」東京消防庁救急相談センターについて

東京消防庁では、急な病気やケガで「今すぐ病院に行ったほうがいいのかな?」、「救急車を呼んだほうがいいのかな?」など迷った際の相談窓口として、東京消防庁救急相談センターを開設しております。

救急相談医療チーム(医師、看護師、救急隊経験者等の職員)が、医療機関案内と救急相談に24時間・年中無休で対応しています。

受付番号#7119は携帯電話、PHS、プッシュ回線からご利用いただけます。

その他の電話、または繋がらない場合、23区は03(3212)2323、多摩地区は042(521)2323からご利用ください。

知ろう 使おう #7119
(作者 古川 康平さん 府中市在勤)

救急相談センターの業務内容

2 東京版救急受診ガイド(日本語・ウェブ版、冊子版)について

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「東京版救急受診ガイド」は、59の症状から該当する症状について、利用者自らが質問に答えることで、ご自身の症状の緊急性や受診科目、受診する時期などを確認できます。

なお、インターネット環境を持たない都民向けに冊子版も提供しています。

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ウェブ版の利用方法・サービス内容

3 東京版救急受診ガイド(英語・ウェブ版)について

都内で外国の方が急な病気やケガをした際に安全・安心を提供するツールとして、東京版救急受診ガイド(英語・ウェブ版)を当庁ホームページで提供しています。

東京版救急受診ガイド(日本語・ウェブ版)と同様に、59の症状について、利用者自らが質問に答えることで、ご自身の症状の緊急性や受診科目、受診する時期などを確認できます。

東京版救急受診ガイド(英語・ウェブ版)パソコン・スマートフォン用URL

https://www.tfd.metro.tokyo.Ig.jp/hp-kyuuimuka/en_guide/main/index.html


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