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つけましたか?住宅用火災警報器

自分の家で火災が起きたら・・・

「家が火事になったら、燃え広がる前には、気付いて逃げられるはず!!」本当にそうでしょうか?毎年、全国で1100名を越える人が火災で亡くなっています。その8割は住宅内で命をおとしています。  

その多くは煙にまかれ、逃げられなくなったもので、火災の発見が遅れたことが大きな原因の一つと考えられます。

住宅火災予防のポイント 住宅から火災発生
・寝たばこ厳禁!吸殻は正しく処理しましょう。
・調理中は「こんろ」から離れないようにしましょう。
・暖房器具は正しく取り扱いましょう。
・電気コードからの出火にも注意しましょう。(たこ足配線、ほこり、踏みつけ等…) 
火災で怖いのは炎よりも煙です。 

火災による煙は有毒な成分を含んでおり、吸入すると体が動かなくなる場合があります。音もなく、静かに逃げ道をふさいでいく煙。煙が充満してしまう前に火災の発生をいち早く知ることが大切です。  

住宅用火災警報器を設置しましょう!

火災による煙又は熱を感知し、火災の発生を警報音や音声で知らせてくれます。火災の早期発見に有効です!一般的に熱より煙のほうが早く拡散するため煙式のほうが火災を感知しやすいといえます。階段や居室には煙式を設置しましょう。ただし、火災以外の煙が発生する台所などには熱式を設置することもできます。  

写真:煙式住宅用火災警報器 写真;煙式住宅用火災警報器壁掛け型 写真;熱式住宅用火災警報器 写真;ガス、火災複合型感知器
煙式 煙式(壁掛け型) 熱式  複合型

ついてて良かった!住宅用火災警報器

<事例1>

23時頃、3階で就寝しようとしていた居住者の男性は2階からの警報音に気付きました。2階を確認したところ、台所に煙が充満しており、食器洗い乾燥機付近から炎が出ているのを発見しました。同じく警報音で目を覚ました男性の妻と母親も台所に駆けつけ、ボールやコップを使って消火しました。

<事例2>

居住者の男性が就寝中、住宅用火災警報器の音で目を覚ましたところ、室内に煙が充満し、掛け布団の隅が燃えていました。これは、就寝中に掛け布団が電気ストーブに接触して出火したもので、男性は足で踏み消した後、119番通報しました。

イラスト;住宅用火災警報器が鳴動
布団に着火し、火災発生!

全ての住宅で住宅用火災警報器の設置が義務になります。

住宅用火災警報器についてのご質問は・・・

八王子消防署警防課防災安全係まで

電話番号:042-625-0119(内線321)


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