東京消防庁

東京消防庁 広報とうきょう消防(第43号)

住宅火災から大切な命を守ろう

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令和2年中の火災による死者76人のうち、9割以上の71人が住宅火災で亡くなっています。住宅火災において死者が発生した主な出火原因は、「たばこ、ストーブ、こんろ」です。火災から大切な命と住まいを守るために、日頃からしっかりと備えましょう!

死者が発生した住宅火災の主な出火原因 身近なところから火災が発生しています

たばこによる火災

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たばこによる火災を防ぐには…
  • 寝たばこは絶対にしない。
  • 飲酒→喫煙→うたた寝に注意する。
  • 吸殻を灰皿にためない。
  • 吸殻は水で完全に消してから捨てる。
  • 火種を落とさないよう安全な場所で喫煙する。

ストーブによる火災

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ストーブによる火災を防ぐには…
  • 周囲に燃えやすいものを置かない。
  • 外出時や就寝時は必ず消す。
  • 給油は必ず消してから行う。
  • ストーブの近くで洗濯物を乾かさない。

こんろによる火災

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こんろによる火災を防ぐには…
  • 調理中に離れない。
  • 周囲に燃えやすいものを置かない。
  • 防炎品のエプロンやアームカバーを使用する。
  • 火が鍋底からはみ出さないよう調節する。
  • 安全機能(Siセンサー)付きこんろを使用する。

お気軽にご相談ください!住まいの防火防災診断

高齢者や障害者の方など、災害時に支援が必要な方のお宅を消防職員が訪問し、「火災」「地震」「日常生活事故」などの危険性についてのアドバイスを無料で行っています。診断の所要時間は約30分です。最寄りの消防署まで、お気軽にご相談・お問合せください。

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診断項目の一例

【火災】
暖房器具やガスコンロなどの使用状況、住宅用火災警報器の設置・維持管理状況など
【地震】
家具類の転倒・落下・移動防止対策など
【日常生活事故】
階段、床等の転倒危険個所の状況、浴室内事故の危険性など
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