作者 菅野 珠加さん(江戸川区在住)
住宅用火災警報器(住警器)は、煙や熱を感知し、警報音などで火災の発生を知らせてくれます。住警器を設置することで火災を早期に発見し、速やかな通報や消火・避難が可能となり、被害を防止・軽減することができます。
東京都の火災予防条例により、住宅の全ての居室・台所・階段に設置することが義務付けられています。
※住警器等とは、住警器の他に自動火災報知設備などの設備を含みます。
※令和2年中
寝室で電気ストーブのスイッチを入れたまま寝てしまい、その後掛け布団が電気ストーブに接触して火災に。寝室に設置してある住警器の警報音で目が覚め、初期消火を実施し、119番通報しました。
「いざ」というときにきちんと作動するように、日頃からお手入れや点検をしましょう。また、古くなると電子部品の劣化や電池切れなどにより火災を感知しなくなることがあります。設置から10年を目安に本体の交換をしましょう!
正常を知らせる音声や警報音が鳴ります。
※一般的に点検の際の警報音などは自動で止まります。
上記の確認をしても鳴らない場合は、住警器本体の故障が考えられます。
住警器にホコリが付くと火災を感知しにくくなります。
汚れが目立ったら、乾いた布でふき取りましょう。
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調理中の煙などを感知して警報器が鳴ってしまったときは、本体にある警報停止ボタンを押すか、付属のひもを引いて警報音を止めましょう。再度、鳴動する場合は、室内の換気を行うことで警報音が止まり、正常な状態に戻ります。