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東京消防庁多摩消防署お知らせ>カセットコンロの事故に注意しよう
カセットコンロの事故に注意しましょう!
 カセットコンロの誤った使用により、カセットボンベが爆発し、受傷した事故が発生しています。
 学園祭や秋祭り、また、ご家庭内で鍋を囲むなど、カセットコンロを使用する機会が増える時季です。
 カセットコンロを使用する際は、次の事項に注意しましょう。
 

(1)電磁調理器上で使用しない

  コンロなどを電磁調理器の上で使用あるいは保管しないでください。
  電磁調理器の電源が間違って入ってしまった場合、カセットボンベが過熱され、爆発することがあります。

(2)大きな調理器具を使用しない

 コンロをおおうような大きな調理器具は使用しないでください。
 熱がこもりやすくなり、カセットボンベが過熱され、爆発することがあります。
大きな調理器具を使用しない

(3)コンロに指定されているボンベを使用する

 カセットボンベは、必ずご使用のカセットコンロ専用のボンベを使用してください。
 ガス漏れや、火災の原因になります。

(4)調理以外の用途に使用しない

 調理以外の用途(木炭や練炭の火おこしなど)に使用しないでください。
 カセットボンベが過熱され、爆発などのおそれがあります。
調理以外の用途に使用しない

(5)石綿やセラミック付きの魚焼き器を使用しない

 石綿やセラミック付魚焼き器や焼き網、陶板プレートなどの蓄熱性のあるものは使用しないでください。  カセットボンベが過熱され、爆発などのおそれがあります。

(6)2台以上並べて使用しない

 カセットコンロを2台以上並べて使用しないでください。
 熱がこもりやすくなり、カセットボンベが過熱され、爆発などのおそれがあります。
2台並べて使用しない

(7)カセットボンベは表示通り正しくセットする

 カセットボンベの切り込み凹部をカセットコンロのボンベ受けガイド凸部に合わせてセットしてください。
 誤った装着はガス漏れや火災の原因になります。
カセットボンベは正しくセットする

(8)テントや車内で使用しない

 テント内ではガスランタン、アウトドア用コンロ、カセットコンロなどを使用しないでください。
 テントや車内などで使用すると、一酸化炭素中毒や酸欠になる場合があります。
 屋外であっても狭い空間では換気にご注意ください。

(9) 廃棄の際はガスが残っていないことを確認して地域の取り決めに従い廃棄する

 ガスボンベは、使い切ってから地域の取り決めに従い廃棄してください。
 ガスが残ったまま廃棄した場合、ゴミ収集車や焼却炉施設内でガス漏れが発生し、火災が起こったり、
 清掃局員の方たちがけがをしたり、焼却炉破損の原因となったりしますので絶対にやめてください。

(10) ストーブの近くで使用しない

 カセットボンベを暖房機のそばやガスコンロの近くなど高温になる場所に置かないでください。
 カセットボンベが過熱され、爆発などのおそれがあります。

 * 多摩市内でも、ストーブの上で熱せられたカセットボンベが爆発した事案が発生しています!

カセットボンベの爆発で破損した天井、壁、窓

(11)カセットボンベを40度以上になる車内等に置かない

 カセットボンベは直射日光のあたる車内など高温になる場所には置かないでください。
 カセットボンベが過熱され、爆発などのおそれがあります。

(12)カセットボンベを火の中に投げ入れない

カセットボンベを火の中に投げ入れたりしないでください。カセットボンベが過熱され、爆発などのおそれがあります。

(13)ガスの再充填をしない

カセットボンベにガスを再充填しないでください。ガス漏れや爆発することがあります。

(14)家具、壁、カーテンなどから15p以上離して使用する

コンロは周囲の家具や壁、カーテンなどの引火物や可燃物、熱を遮るようなものから15p以上離して使用してください。
可燃物に引火したり、カセットボンベが過熱され、爆発することがあります。

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