下山時にも注意を! | 救助活動の様子 |
|
転倒した際、捻挫や骨折をしてしまったり、急に体調を崩し、歩くことができなくなってしまったケースのが多くが、下山中に発生しています。特にご高齢の方の事故が多く、疲労のために動けなくなってしまったケースも複数発生しています。 |
||
足もとにも注意を! | 歩きなれたしっかりした靴で |
|
登山による疲れは、本人の自覚がなくても、しっかりたまっています。特に普段歩きなれない急な傾斜は、足もとにダメージを与えています。また、登山路には飛び出た石や木の根もあり、転倒すると大きな怪我につながります。油断は禁物!足もとには十分な注意が必要です。 |
||
脱水にも注意を! | 水筒やペットボトルを 忘れずに |
|
のどが渇いたと感じた時にはすでに脱水状態になっていることも…。脱水状態は、足がつったり、血圧が高くなるなど、思わぬ体調悪化の引き金にもなります。こまめな水分補給を心掛けましょう。 |
||
服装にも注意を! | ||
気軽に行ける高尾山ですが、山頂付近では気温が低くなっている場合があります。低体温症などで救急搬送されるケースもあるため、登山に適した服装で訪れましょう。 |
無理は禁物! | |
健康状態や体調に気をつけて、無理をしないようにしましょう。 |
|
計画的なペース配分を! | |
山は登るだけではなく、下ることまで考えた計画を!「下山時のほうがきつい!よりつまづきやすく、転倒しやすい!」ことをお忘れなく。 |
|
疲れたら早めに休憩を! | |
思った以上に足には疲れがたまっています。帰りの分の余力も考慮しておきましょう。 |
|
第九消防方面本部では平成29年中の山岳救助事案を抽出し、登山者の事故に至った背景を多角的な視点で捉え、山岳救助の調査を行いました。 |
山火事の原因は、落雷などによる自然発火もありますが、たき火や火入れ、タバコなど、人為的による火災も発生しています。行楽や山菜採りなど、山に入る人が増加することや、農作業に由来する枯草焼きの火が、山林に飛び火することも原因となっています。空気が乾燥している時には特に注意が必要です! |
|
毎年、秋と春に実施する高尾山周辺の山林警防調査にあわせ、八王子消防署では八王子山火事防止協議会と協力して、山火事防止を呼びかける看板と、消火用水のタンクの設置を行っています。 |