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東京消防庁

東京消防庁お知らせデジタル技術の実装に係る公募事業について>技術検証等の実施に係る協力企業の選定結果について

デジタル技術の実装に係る公募事業の選定結果について


消防・救急活動等へのデジタル先端技術等の実装に向けた
技術検証等の実施に係る協力企業の募集

東京消防庁(以下「当庁」という。)では、消防・救急活動等にデジタル先端技術等を実装し、「消防・救急活動の安全性・確実性・迅速性の向上」、「業務の効率化」等を実現することにより、行政サービスの向上を目指しています。

日々発展していくデジタル先端技術等を消防・救急活動等に取り入れるためには、官民連携により、従来の枠組にとらわれない新たな発想の下で、導入検討を推進することが不可欠であると当庁は考えています。

本公募は、消防・救急活動等における各種課題の解決に資する可能性のあるデジタル先端技術等の導入検討を当庁が行うにあたり、関連するデジタル先端技術等の検証、改良検証、研究等(以下「技術検証等」という。)にご協力いただける民間企業を広く募集するものです。

選定結果

1 公募テーマ
bP 「住まいの防火防災診断」のデジタル化
【テーマ概要】

東京消防庁の事業である「住まいの防火防災診断」(※)の対象者(高齢者や障害がある方など)は、事業開始当初の平成24年から50万人以上増加し、現在では全ての対象者への個別訪問を消防職員のマンパワーでカバーすることは困難となっています。

対象者自身や支援者(家族など)がスマートフォンで住宅内を撮影することで、住宅内に潜む危険個所(火災などの災害など)を判別し、気づかせてくれるアプリケーションを導入したいと考えています。

※ 住まいの防火防災診断

東京消防庁では、高齢者や体が不自由な方などの「要配慮者」世帯を対象として、「住まいの防火防災診断」という事業を行っています。これは、消防職員が対象者のお宅に戸別に訪問し、火災、地震などの災害や日常生活における事故による被害の発生危険について、その改善方法のアドバイスなどを行う事業です。

【選定企業】

株式会社ジオクリエイツ


bQ VR技術を活用した救急活動訓練の実現
【テーマ概要】

当庁では近年、救急出動件数が増加の一途を辿っており、隊員が資器材を準備して訓練を行うことができない状況です。VR技術を活用することで、広い場所や多くの資器材を使用しなくても、効率的に継続して技能管理を行っていきたいと考えています。

【選定企業】
  • 株式会社コミュニケーション・プランニング
  • 株式会社イクスアール

bR 建築物の複雑・多様化に対応した火災避難シミュレーションの導入
【テーマ概要】

当庁では、東京都火災予防条例に基づき、不特定多数の方が訪れる劇場や飲食店などの階層、構造、店舗形態などの状況から「避難に必要な時間」を予測算定して活用するため、シミュレーションソフトを導入しています。

しかし近年、建築物が複雑かつ多様化しており、現行のシミュレーションソフトでは対応が難しいケースが増加しているため、現在の建築事情に対応したシミュレーションソフトを導入したいと考えています。

【選定企業】
  • 株式会社ベクトル総研
  • エーアンドエー株式会社
  • 株式会社シグマ・インターナショナル
  • 株式会社アイ・トランスポート・ラボ

2 参考資料
3 問合せ先

東京消防庁企画調整部企画課

担当 デジタル戦略係(事務局)

E-mail kikakuka14@tfd.metro.tokyo.jp


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