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覚えよう 命をつなぐ 応急手当 (作者:塩野竜司さん[北区])

地震に備えて、家具を固定しよう!

地震に備えて、家具を固定しよう!

近年発生した大きな地震でけがをした原因を調べると、約3割から5割が家具類の転倒・落下によるものでした。

また、平成19年の新潟県中越沖地震発生後に柏崎市民に東京消防庁が実施したアンケート調査では、建物被害に「なし」と回答のあった世帯でも、94.0%の世帯で家具類の転倒・落下が発生していました。

特に、食器棚やタンス・本棚といった背の高い家具や、台に置かれたテレビ、電子レンジなどの家電製品が、多く転倒・落下をしています。けがの防止や逃げ道の確保のために、家具類の転倒・落下防止対策をしておきましょう。

外観上被害はないけれど… 室内は家具が転倒!

◆◆◆ 我が家の安全チェックをしてみましょう ◆◆◆

  • □ L型金具やつっぱり棒などで、家具を固定している
  • □ 寝室やリビングなど、長い時間過ごす場所の家具は、転倒防止対策をしている
  • □ 家具や冷蔵庫の上に落ちやすいものを置いていない
  • □ 重いものはできるだけ家具の下の方に収納している
  • □ ガラスには飛散防止フィルムを貼ってある
  • □ 観音扉には収納物が飛び出さないよう、扉に開放防止器具を取り付けている
  • □ テレビ台やピアノなど、キャスター付きのものは、動かないようにしてある
外観上被害はないけれど… 室内は家具が転倒!

家具類の転倒落下防止ページへのリンクはこちら


家具の転倒・落下防止対策にはこんなメリットが!

小さなお子様がいるご家庭であれば、家具の転倒・落下防止対策は、そのまま事故防止対策にもつながります!!

「引き出しを強く開けた」「引き出しに乗った、ぶらさがった」などで転んでけがをするなど、日常生活での事故も防ぐことができます。

みんなで防災を学ぼう!

東京消防庁では、幼児期からの発達段階に応じて防火防災を体系的に学んでいく「総合防災教育」に取り組んでいます。お子様に学校などで行われている防災学習の話しを聞いてみてください。ご家庭でも防火防災について話し合い、いざという時の行動や日頃の備えを確認しておきましょう。

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