救急需要は近年増加傾向にあり、令和3年中の出場件数は前年に比べ22,738件増加しています。 しかしながら救急搬送された人のうち、約半分が入院を必要としない軽症と診断されています。 一刻も早く病院に行く必要のある人のもとに救急車が到着できるよう、救急車の適正利用にご協力をお願いします。
東京消防庁救急相談センターは24時間365日、相談医療チーム(医師、看護師、救急隊経験者等の職員)が症状に基づく緊急性・受診の必要性に関するアドバイス、医療機関案内などを行っています。
また、ご自身で緊急度が確認できる「東京版救急受診ガイド(Web版)」を東京消防庁のホームページや公式アプリで提供していますので、ぜひご活用ください。(冊子版は最寄りの消防署にありますので、ご利用ください。)
71歳男性が包丁で指を切り、救急車を呼ぶべきか迷って本人が#7119に相談。
相談を受けた相談医療チームは、圧迫止血の応急処置を指導し、受診可能な医療機関を案内。
止血後に案内された病院で受診し治療した。
33歳女性が#7119に「まっすぐ歩くことができず、左手に力が入らないが、明日の受診でよいか。」と相談。
相談を受けた相談医療チームは、緊急性があると判断し、すぐに救急車を手配。
救急搬送し検査で脳腫瘍を発見、手術・治療を行った。
心肺蘇生や応急手当の方法を動画で見ることができる機能や、心肺蘇生を行う場面に遭遇したとき、 映像や音でサポートしてくれる胸骨圧迫テンポ音機能を搭載しています。ご利用ください。