優良防火対象物認定表示制度
優良防火対象物認定表示制度について
― 防火上優良な建物に「優マーク」を表示します ―
この制度は、都民の安全・安心を確保するため、建物関係者が行った防火安全対策の向上に係る自主的・意欲的な取組み結果を一定の基準に基づいて評価し、防火上優良な建物を「優良防火対象物」として認定するものです。
「優良防火対象物認定表示制度」は火災予防条例に位置付けられ、平成18年10月1日からスタートしました。
その後、平成26年4月より国際都市東京にふさわしいマークにデザインを一新し、認定期間も2年から3年となりました。
1 制度の対象となる防火対象物
防火管理者の選任義務があるすべての用途の防火対象物が申請をすることができます。
2 優良防火対象物の認定基準の概要
(1) 消防関係法令及び建築関係法令(防火に関する基準)に適合しているか
(2) 避難安全性について工学的に検証されているか
(3) 自衛消防隊の編成及び活動能力が適切に確保されているか
(4) 過去3年以内において重大な法令違反をしていないか
(5) 過去3年以内において法令違反により火災を発生していないか
(6) 自主的・意欲的取組みを行っているか
3 優良防火対象物の公表
優良防火対象物に認定した防火対象物を次の方法により公表します。
(1) 東京消防庁本部、消防署等での閲覧
(2) 東京消防庁のホームページ
(3) その他(電話、ファクシミリ等)
4 認定の失効
次のいずれかに該当する場合は、認定の効力を失います。
(1) 認定を受けてから3年が経過したとき
(2) 申請者が変更したとき
5 認定の取消し
次のいずれかに該当する場合、認定を取り消します。また、取り消した場合、その旨を公表します。
(1) 偽りその他不正な手段により認定を受けたことが判明したとき
(2) 認定基準に適合しないことが判明したとき
(3) 消防法令違反をしたことにより命令を受けたとき