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東京消防庁 広報とうきょう消防(第15号)

Miniコラム

今年は、1964年東京オリンピック・パラリンピック競技大会から50年の節目にあたるメモリアルイヤーになります。そこで、開催当時における東京消防庁の取組についてご紹介します。

当時の東京消防庁は、競技場の警戒や会場管理など、災害の未然防止に対する取組の他にも、おもてなしの精神から、背丈の高い外国人のために屈折型の担架を準備したり、消防職員に対して英会話研修を実施しました。また、大会の公用語であるフランス語と英語で「タバコは灰皿のあるところで吸いましょう」と呼びかける外国人向け火災予防ポスターも作成しました。

その結果、アジアで初めて開催された本大会の成功に大きく寄与することができました。

来たる2020年の東京大会においても、消防機関として火災予防や人命安全等への様々な対策を講じ、大会の成功に全力で貢献していきます。

1964年当時の外国人向け火災予防ポスター

1964年当時の外国人向け火災予防ポスター

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