平成28年中の東京消防庁管内の火災件数は3,980件(速報値)でした。電気火災はその4分の1以上です。
注目すべき点として、電気製品やコードなどの電気設備機器が出火原因の火災が、1,033件(速報値)で全火災件数の4分の1以上を占めていて、最近5年間では緩やかな増加傾向にあります。
電気火災の中では、「電気ストーブ(ハロゲンヒータ等を含む)火災」が最も多く、次いで「差込みプラグ火災」「コード火災」が多く発生しています。これからの季節にも起こりうる火災発生原因ですので、それぞれの注意点を確認し、電気火災を防ぎましょう。
電気ストーブを点けたまま就寝すると、寝返りの際に掛布団が電気ストーブのガードに接触し、時間の経過とともに過熱され出火することがあります。
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コンセントに差込みプラグを差し込んだままにしていると、プラグに埃や湿気が溜まり、微小なスパークを繰り返し出火することがあります。
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コードを足で踏むような場所での使用やタンス・ソファなどの重量物でコードを踏みつけたままでの使用は、コード内部が損傷し出火することがあります。
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