

(1)沿 革
航空消防救助機動部隊(通称:エアハイパーレスキュー)は、へリコプターの機動力を活かし、陸上からのアプローチが困難な高層建築物、山岳地域、土砂崩れ等による孤立地域での災害時に迅速な消防活動を展開することを目的に、平成28年に運用を開始した。
航空消防救助機動部隊員は、ヘリコプターからリぺリング降下やホイスト降下により現場に進入し人命救助を行うほか、島しょ地域からの傷病者搬送を行う。

(2)車両・機体
■大型ヘリコプター 4機
■中型ヘリコプター 4機
■救助車・普通ポンプ車・救急車 各1台







(3)災害対応

高層建物屋上より航空救助用担架を活用した救助活動

消防艇と連携した救助活動

緊急消防援助隊として派遣された被災地での航空救助救急活動
(4)主な資機材

航空救助用担架ヘリの激しいダウンオッシュを遮り、安静位で救出するための資器材。

ラッピングストレッチャー傷病者搬送も可能で、安静位で救出するための資器材。

エバックハーネス身体を包み込み救出する資器材。

リバーシブル
レスキュースリング水難救助等で短時間で要救助者を吊り上げる資器材。

エンジェルハーネス乳幼児を安全に救出する資器材。