勤務時の労務

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システム開発室における疲労度調査について

システム開発室の勤務がコンピューターの取扱いという特殊な勤務であり、また、空調機の騒音が伴うことから、これらが勤務員に与える影響の調査結果

(昭和52年消防科学研究所報14号)

システム開発室における疲労度調査について(PDF:761KB)

救急隊員の疲労度に関する研究

救急隊の出場件数や出場時間及び仮眠など、当番中の活動の実態や、当番前後の疲労度を調査した結果と、その結果を踏まえて実施した仮眠再現実験の検証結果

(平成12年消防科学研究所報37号)

救急隊員の疲労度に関する研究(PDF:998KB)

ヒューマン・ファクターから見た消防活動と受傷危険に関する研究

平成12年中に災害現場で発生した40人の受傷事故をもとに、どのような条件下で多くの事故が発生しているのか環境面、心理面等の多方面から要因を分析した調査結果の報告

(平成15年消防科学研究所報40号)

ヒューマン・ファクターから見た消防活動と受傷危険に関する研究(PDF:542KB)

救急隊員の業務中における精神的負担に関する研究

救急活動中及び当番業務において、救急隊員が精神的に負担を感じると思われる事案や状況について分析し、救急出場件数や時間数だけでは見えてこない救急隊員の精神的負担の実態について行った調査結果報告

(平成15年消防科学研究所報40号)

救急隊員の業務中における精神的負担に関する研究(PDF:725KB)

救急隊員の勤務時間実態に関する研究

救急隊員の当番勤務時における生活時間の経過を小隊単位で追跡することにより、当番時の生活行動や年間出場件数別に見られる特徴について分析し、救急隊員の勤務実態について検証した研究報告

(平成17年消防科学研究所報42号)

救急隊員の勤務時間実態に関する研究(PDF:781KB)

指令管制業務従事職員の勤務実態に関する調査検証

指令管制業務に従事する職員の勤務実態と、業務負担によるストレスの実態を明らかにし、その改善策の確立を目的とした検証を行った。その結果、業務自体の専門性及び困難性に起因した負担が大きいこと、人間関係に関したストレスが多いこと、仮眠に関して問題を持っている職員が多く、仮眠時間として機能していない時間帯があることが明らかになった。

(平成18年消防技術安全所報43号)

指令管制業務従事職員の勤務実態に関する調査検証(PDF:461KB)

惨事ストレス対策の検証に関する調査検証

惨事ストレスの原因となる衝撃的な災害経験の有無と災害にともなって実施された惨事ストレス対策(デブリーフィング・デフュージング)の効果を検証することを目的とした質問紙調査及び面接調査を実施した。

(平成18年消防技術安全所報43号)

惨事ストレス対策の検証に関する調査検証(PDF:1.1MB)

有過失事故におけるヒューマンエラーを考慮した分析検証

有過失事故時のヒューマンエラーについて検証を行った。その結果、当庁の事故の6割を占める静止物との事故では、「見落とし」「注意不足」「連携不足」因子が係っていることが確認された。このたびの検証により、車両運行中は機関員任せにせず、乗車員全員で周囲を確認することが必要であることが統計的にも改めて確認された。

(平成19年消防技術安全所報44号)

有過失事故におけるヒューマンエラーを考慮した分析検証(PDF:794KB)

心理的要因及び環境・状況に関する要因からみた消防活動及び訓練・演習時における受傷事故の原因に関する検証

消防活動時等において発生した受傷事故について、平成15年5月に「心理的要因報告」が受傷事故報告書に加えられた。その後4年間蓄積された受傷事故報告書を分析することにより、受傷事故の発生傾向を分析した。

(平成20年消防技術安全所報45号)

心理的要因及び環境・状況に関する要因からみた消防活動及び訓練・演習時における受傷事故の原因に関する検証(PDF:837KB)

惨事ストレスケアにおけるデブリーフィングの調査検証

当庁における惨事ストレスケアは、デフュージング及びデブリーフィングというグループミーティングを中心として実施している。平成17年度の検証では、デフュージングの有効性は認められたが、デブリーフィングの有効性は認められなかった。今回は、デブリーフィングの有効性を、デブリーフィングの参加者群と未参加群とで比較検証した。

(平成21年消防技術安全所報46号)

惨事ストレスケアにおけるデブリーフィングの調査検証(PDF:992KB)

交通事故防止に有効なコミュニケーション醸成方策に関する検証

航空宇宙産業界で実施されている事故防止策等を参考に、交通事故防止に有効なコミュニケーション醸成方策について検証した。

(平成23年消防技術安全所報48号)

交通事故防止に有効なコミュニケーション醸成方策に関する検証(PDF:411KB)

交通事故防止に活用するCRM行動指標の作成に関する検証

航空宇宙産業界で取り入れている安全管理の手法「CRM(Crew Resource Management)」を参考に、車両内でのコミュニケーションに関する行動指標を作成し、その有効性と訓練方法について検証を実施した。

(平成24年消防技術安全所報49号)

交通事故防止に活用するCRM行動指標の作成に関する検証(PDF:290KB)

効果的な車両誘導に関する検証

職務内の交通事故防止を目的とし、誘導員と機関員の連携を重視した効果的な車両誘導について検証した。その結果、車両特性を把握するためにも普段から主体的な意識を持って誘導を実施することが有効であり、さらに、誘導員と機関員の円滑な意思疎通のためにはコミュニケーションの醸成が有効であることが確認された。

(平成25年消防技術安全所報50号)

効果的な車両誘導に関する検証(PDF:1.3MB)

消防職員のモチベーションを高めるコミュニケーション方法に関する検証

今までの消防人生の中で、上司や先輩等から言われて励まされたり、勇気づけられたり、やる気になった言葉やエピソードについて、性格検査と共にアンケート調査を実施した。得られたエピソードの内容を15項目に分類し回答者の性格等を比較分析した結果、エピソードごとに特徴がみられた。また、やる気を出させる声がけは相手の性格だけでなく、年齢の高低、勤務月数の長短、状況などが重要な要素であることがわかった。

(平成29年消防技術安全所報54号)

消防職員のモチベーションを高めるコミュニケーション方法に関する検証(PDF:1.4MB)

惨事ストレスケアにおけるデブリーフィング及びデフュージングに関する検証

平成17年度及び平成20年度に実施された惨事ストレスケアに関する検証の再調査及びその時実施されなかったデフュージングにおけるポジティブな効果に関する検証を行った。また、惨事ストレスケアの浸透の程度等を調査するため、平成20年度に実施された結果との比較を行った。

(平成30年消防技術安全所報55号)

惨事ストレスケアにおけるデブリーフィング及びデフュージングに関する検証(PDF:1.2MB)

フォロワーシップの醸成が消防組織にもたらす効果に関する検証

消防組織におけるリーダーとフォロワーの関係性や相互作用の実態を明らかにするとともに、フォロワーに焦点をあて、フォローシップが業務にどのような影響を与えているか分析した。

その結果、若手には、フォローシップを構成する「提案力」及び「貢献力」が低い「消極的フォロワー」の割合が高く、年齢や階級が上がるにつれ、「提案力」及び「貢献力」の高い「模範的フォロワー」の割合が高くなった。

(令和元年消防技術安全所報56号)

フォロワーシップの醸成が消防組織にもたらす効果に関する検証(PDF:1.8MB)

消防職員の高年齢期における心理に関する検証

定年退職前後において、高年齢期職員の心理面を2年にわたり調査し分析することで、仕事へのモチベーションにどのような心理的要因が関連しているのかを検証し、定年延長後も60歳前と変わらないモチベーションの維持や、新たなモチベーション創出の一助とすることを目的として質問紙調査を実施した。

定年退職前の高年齢期職員における仕事へのモチベーションにどのような要因が関連しているかを明らかにするために、尺度間において重回帰分析を実施した。

その結果、世代間や階級間における職員同士の交流と心理尺度との間に因果関係が認められ、仕事へのモチベーションにポジティブな影響を及ぼしていた。また、定年延長後や定年退職後もモチベーションを保って勤務を継続するためには、次世代を育成することに関心を持ち、やりがいを見出すことが効果的であると考えられる。

(令和 4年消防科学セーフティレポート59号)

消防職員の高年齢期における心理に関する検証(PDF:1.5MB)