平成28年11月26日、目黒消防署では、目黒消防団に対して新入団員教養及び消防署体験実習を実施しました。
新入団員教養では、医療保健大学の学生団員をはじめ、各分団から経験の浅い新入団員が参加して、消防団幹部や消防職員から、消防団員の服務、災害現場活動等の座学教養に加え、
消防団マスターズにより消防団人生を振り返った講話を実施した後、実技教養として規律訓練、応急救護訓練及び、ベテラン団員の指導による放水訓練を実施しました。
また、消防署体験実習では、経験豊富なベテラン団員を対象に、規律訓練指揮要領、高所からの降下訓練、渡過訓練を実施し、最後には実火災体験訓練として、消防職員が装備している防火服・呼吸器を着装し、
濃煙内建物でのガンタイプノズルを活用した放水検索訓練を体験しました。
教養等を通じて、将来、目黒消防団を担っていく若手団員、ベテラン団員の間で積極的に意見が交わされ、各分団の地域特性を踏まえどのような訓練が必要か、入団促進策や早期退団防止策など、
今後の団活動に反映させることのできる大変有意義なものとなりました。
秋の火災予防運動行事として、平成28年11月8日、目黒区民センターホールにて、平成28年防火のつどいを実施しました。
二部構成になっており、第一部は平素から予防業務にご尽力をいただいている火災予防業務協力者に対する表彰式、第二部では落語家である林家きく姫さんを招いて防火に関する高座が行われ、
会場内は笑いの絶えない楽しい防火の一日となりました。
秋の火災予防運動に先駆け、平成28年11月6日、目黒区長や都議会議員の来署のもと目黒消防署庁舎を活用した複合型行事を開催しました。 はたらく消防の写生会表彰式と庁舎開放との同時開催により、約600人の来場者がありました。 表彰式に出席した方からは、「表彰式だけだと思い参加したが、楽しいイベントがあり良かった。」との貴重な声が寄せられました。
平成28年10月8日、東京消防庁消防学校において、第46回東京都消防操法大会が行われ、今井義男分団長率いる目黒消防団第8分団の団員が可搬ポンプ操法の部に、
第三方面支部(目黒、世田谷、玉川、成城、渋谷の各消防団)代表隊として出場し、訓練成果を遺憾なく発揮しました。
「これまで長期間にわたり、近隣町会の皆様をはじめ多くの方々に訓練の御支援、御協力をいただきありがとうございました。」と御礼の言葉とともに、
この経験を今後の消防団活動に活かしたいと力強く語っていました。
平成28年9月6日、イオン碑文谷(仮)第一駐車場において、目黒区内の25事業所からより34隊が出場し、自衛消防活動審査会を実施しました。
自衛消防活動審査会では、地震発生時から、火災発生時の初期対応及び119番通報、非常放送等を活用し避難誘導を促すという一連の流れを審査しました。
各出場隊が日頃の訓練成果を存分に発揮し、力強い活動を披露しました。
【 表彰隊 】
3人操法 男子隊A 最優秀隊 | ホテルサーブ |
3人操法 男子隊B 最優秀隊 | 三井住友信託銀行梶@目黒ビル |
3人操法 女子隊 最優秀隊 | 目黒区役所 |
2人操法 最優秀隊 | 社会福祉法人 みきの会 地域活動支援センターセサミ |
【 平成28年度 自衛消防活動審査会 参加事業所一覧(五十音順)】
アルコタワー | スタンレー電気 |
医療法人社団菫会 目黒病院 | せらび恵比寿 |
ウエスティンホテル東京 | 東京地下鉄梶@中目黒運転事務室 |
鞄結}ストア 東光ビル | 東京地下鉄梶@中目黒車掌事務室 |
鞄結}ストア フレル・ウィズ自由が丘 | 東京地下鉄梶@日比谷線電機区 |
竃q野フライス製作所 | 独立行政法人 国立病院機構 東京医療センター |
竃レ黒雅叙園 | 独立行政法人 大学入試センター |
グループホーム きらら目黒青葉台 | 中目黒GT |
国立大学法人 東京大学生産技術研究所 | ホテルサーブ |
国立大学法人 東京工業大学 | 三井住友信託銀行梶@目黒ビル |
社会福祉法人 愛隣会 | 目黒区役所 |
社会福祉法人 みきの会 地域活動支援センターセサミ | 若築建設 |
宗教法人 祐天寺 |
審査会の様子 | |
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平成28年4月15日から5月14日まで「はたらく消防の写生会」が行われ、目黒区内17の小学校から1957名の参加がありました。そのうち入賞した140作品の展示を実施しました。
展示の様子( めぐろパーシモンホール) | |
展示の様子(目黒雅叙園) | |
平成28年4月24日、第三消防方面本部訓練場において、震災時の災害対応を主眼に、目黒消防団団本部及び全12分団員約200人が総合訓練を実施しました。
訓練では、消防団員として必要な規律訓練、倒壊建物内で脱出不能を想定した破壊・救出救助訓練、消防隊との連携活動を想定した放水訓練、可搬ポンプ積載車で緊急走行出場、
水利部署、他分団の可搬ポンプへの遠距離送水から延焼建物を筒先包囲するまでの火災対応訓練を行いました。
目黒消防団第1分団に可搬ポンプ積載車が配置となり、3月9日(水)に運用開始式を実施し、岩城分団長に内川警防課長から緊急通行証が渡されました。 可搬ポンプ積載車は手引き可搬ポンプに比べ、スピードや機動性に優れ、消防活動能力の大幅な向上が期待できます。 本配置により、第1、2、5、6、8、9及び12分団に各1台、計7台体制となり、 さらに充実した消防力により目黒区の安全・安心を守ります。
3月6日、春の火災予防運動行事として消防署の庁舎開放を実施したところ、約900名の来場者を集める大盛況イベントとなりました。
平素お世話になっている近隣の方々への感謝の気持ちと職員との交流をとおして防災に興味を持っていただきたいとの思いが通じ、お子さん連れの多くの若いご家族が庁舎を訪れました。
イベントの目玉である救助技術大会に向けた訓練の展示では、来場者から大きな歓声が上がり「まるでロープが生きているようですね」との感想も聞かれるなど、日々訓練に精進している隊員への理解も深まりました。
春の火災予防運動の実施に伴い3月1日、JR目黒駅前の目黒通り周辺地域(権之助坂周辺地域)にて当署職員29名、第三消防方面本部員2名、目黒警察署4名、
目黒区役所建築課職員3名により飲食店等を対象とした繁華街査察及び火気管理指導等を実施しました。
今回は、消防・警察・区役所が一体となった初の試みで、各行政機関がそれぞれ主管する法令を確認するとともに、 各行政機関が連携することで関係者指導がスムーズに行えたこから、
今後も、警察・区役所と連携を強化し、更に建物利用者が安心・安全に利用できるよう努めていきます。