防災訓練は、火災や地震の際に、地域住民が協力して「自分の町を自分たちで守る」ための訓練です。
いざという時、行動できるように、一人でも多くの方が、防災訓練を体験し身につけておくことが、被害の軽減・拡大防止につながります。
防災訓練には、消火訓練のほかに、避難訓練、救出訓練や応急救護訓練など様々な訓練があります。積極的に参加しましょう!
みなさんのご自宅近辺の路上などを訓練場所とし、消火器やD級可搬消防ポンプ、スタンドパイプなどを活用し、ご近所同士で行う訓練が「まちかど防災訓練」です。身近な場所での実践的な訓練が「地域の防災力」を高めます。
訓練に参加し、実際に体験してみましょう!!
消火器は、「安全ピンを抜く」「ノズルを火元に向ける」「レバーを強く握る」という3つの動作だけで使用できます。
もっとも、身近でかつ迅速に対応できる消火用資器材です。
直接消火栓につなぐことで消火が可能で、消防車両が進入できない狭隘道路や木造住宅密集地などでは、火元直近の消火栓・排水栓を活用した有効な消火活動ができます。
毎分100リットル以上の放水ができ、軽量で操作も簡単です。
ポンプにつないだ吸管で水を吸い上げ、エンジンにより加圧し、ホースから放水する仕組みになっています。高い消火能力を持ち、1分間に130リットル以上の放水が可能で、操作方法も比較的易しいです。
防災館(池袋・本所・立川)は、無料で気軽に楽しみながら防災を学べる「体験型学習施設」です。館内には地震や消火、煙、応急手当などの体験施設があるほか、防災に関する展示や防災映画を見ることができます。