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東京消防庁

救急車を適正に利用しよう

救急車を適正に利用しよう〜救急車が本当に必要な方へ少しでも早く〜

≪救急出動件数は過去最高を記録≫

東京消防庁における救急出動件数は、年々増加しています。令和元年中の救急出動件数は2年連続で80万件を超え、1日およそ2,200件、約38秒に1回救急車が出動していることになります(図1参照)。

図1 年間出動件数(平成27年〜令和元年) 図1 年間出動件数(平成27年〜令和元年)

この救急出動件数に対応するため、東京消防庁では、119番通報を受けると、対応可能な最も近くの救急車が出動しています。救急要請が増加し、近くの救急車が全て出動中となれば、遠くから救急車が出動するので、到着までに時間がかかってしまいます。

令和元年中の、出動から到着するまでの平均時間は6分35秒と前年より27秒短縮しましたが、「救命曲線」と呼ばれるグラフをみると、より早く救急車が到着することで、命が助かる可能性が高くなることが分かります(図2参照)。

一方、救急車が搬送した方のうち、入院を必要としない軽症の割合は50%以上を占めています(図3参照)。また、アンケート調査の結果では、救急車を要請した理由として、「生命の危険があると思った」など緊急性がある理由が多い反面、「交通手段がなかった」など緊急性があるとは思えない理由も見受けられました。このような状況が進むと、救急車の到着が更に遅れ、救えるはずの命が救えなくなる可能性が高まります。

  • 図2 救命曲線 図2 救命曲線
  • 図3 初診時の程度 図3 初診時の程度

≪特に真夏は救急車の出動が増加します≫

月別の救急件数をみると、7月、8月の夏季には、熱中症等で特に救急車の出動が増加する傾向があります(図4・5参照)。

  • 図4 令和元年 月別出場件数 図4 令和元年 月別出場件数
  • 図5 令和元年 熱中症搬送者数 図5 令和元年 熱中症搬送者数

≪救急車はどんなときに?≫

救急車の出動件数は、毎年増え続けていますが、救急車の数には限りがあります。

「どんなときに呼んでいいの?」と迷われる方も多いかと思います。

今回、「こんなときには救急車を」という内容や「これは救急車でしょうか?」という例を挙げてみましたので参考にしてください。本当に救急車が必要な人へ、少しでも早く到着できるように、適正な利用を心がけましょう。

救急車はこんなときに ※消防庁発行「救急車を上手に使いましょう」から一部抜粋
こうしたケースで救急車が呼ばれました 〜本当に必要か考えてみましょう〜

≪救急車の適正利用のために≫

1 病院へ行く? 救急車を呼ぶ? 迷ったら…「#7119」

(1) 「 #7119」東京消防庁救急相談センター

東京消防庁では、急な病気やケガで「今すぐ病院に行ったほうがいいのかな?」、「救急車を呼んだほうがいいのかな?」など迷った際の相談窓口として、東京消防庁救急相談センターを開設しております。

救急相談医療チーム(医師、看護師、救急隊経験者等の職員)が、医療機関案内と救急相談に24時間・年中無休で対応しています。

受付番号#7119は携帯電話、PHS、プッシュ回線からご利用いただけます。

その他の電話、または繋がらない場合、23区は03(3212)2323、多摩地区は042(521)2323からご利用ください。

病院へ行く? 救急車を呼ぶ? 迷ったら…「#7119」

知ろう 使おう #7119(作者 古川 康平さん 府中市在勤)

救急相談センターの業務内容

(2) 東京版 救急受診ガイド(日本語・ウェブ版、冊子版)について

東京版救急受診ガイドとは、利用者自らが症状をチェックすることで病気やケガの緊急度、受診する時期・科目についてアドバイスが得られるサービスです。

日本語・ウェブ版では、令和元年12月より、これまでの19症状から59症状へ対応できる症状を大幅に増やし、より一層の利便性を図っております。

いつでも利用できるように、下記のQRコードを携帯電話またはスマートフォンで読み取り、登録しましょう。

なお、東京版救急受診ガイドには、冊子版もあります。是非ご利用下さい。

ウェブ版の利用方法・サービス内容

スマートフォン・携帯電話やパソコンから東京消防庁ホームページにアクセスして『東京版救急受診ガイド』をご利用ください。

<3つのアドバイスを提供>
  • ●けがや病気の緊急性
  • ●受診する時期
  • ●受診する科目

※リンクから受診可能な病院検索もできます。

東京版救急受診ガイド 緊急度概要

※緊急性があると思われる場合は、ためらわず救急車(119番)をお呼びください。

  • スマートフォンは
    こちらから

    スマートフォンはこちらから QRコード
  • 携帯電話は
    こちらから

    携帯電話はこちらから QRコード

(3) 東京版 救急受診ガイド(英語・ウェブ版)について

都内で外国の方が急な病気やケガをした際に安全・安心を提供するツールとして、東京版救急受診ガイド(英語・ウェブ版)を当庁ホームページで提供しています。

東京版救急受診ガイド(日本語・ウェブ版)と同様に、59の症状について、利用者自らが質問に答えることで、ご自身の症状の緊急性や受診科目、受診する時期などを確認できます。

  • 東京版 救急受診ガイド(英語・ウェブ版)QRコード
  • 東京版 救急受診ガイド(英語・ウェブ版)イメージ

※ 新型コロナウイルス感染症のご相談やお問合せについては、東京都福祉保健局の「新型コロナウイルス感染症にかかる相談窓口について」をご確認ください。

https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/coronasodan.html
新型コロナウイルス感染症のご相談やお問合せ QRコード

2 救急車を呼ばれた際のお願い 〜救急搬送トリアージについて〜

救急隊が救急現状において、傷病者に緊急性が認められないと判断された方には、同意を得て、ご自身で受診をお願いする「救急搬送トリアージ」を実施しています。救急隊が緊急性の高い傷病者に対して、迅速かつ的確に対応していくために、ご理解とご協力をお願いします。

このような場合は、対象となる可能性があります。
このような場合は、対象となる可能性があります。

緊急性が認められない場合、自己受診をお願いしております。

(必要に応じ、診療可能な救急医療機関、東京民間救急コールセンターや東京消防庁救急相談センター等をご案内します。)

3 民間救急(患者等搬送事業者)・サポートCab(キャブ)について

「民間救急」とは、転院や入退院、通院などの緊急性がない場合に搬送を行う民間の搬送事業者です。東京消防庁では、条例に基づき、乗務員が応急手当に関する講習を修了していることや車両に一定の装備や資器材を備えていることなど、基準を満たしている事業所を認定しています。民間救急には、「寝台自動車」「寝台・車いす兼用車」と「車いす専用車」があります。

「サポートCab(キャブ)」とは、緊急性のない通院や受診などで、歩行が可能な方を対象に利用していただくことを目的にした、タクシーのことをいいます。乗務員は、救命講習の受講修了者が担当しており、いざというときには応急手当をすることができます(移動の介助等の介護業務は行っておりません。)。

民間救急・サポートCab(キャブ)共に、東京民間救急コールセンター(0570-039-099)等に連絡することで、利用ができます。

対象の方 活用例
民間救急 民間救急 寝台や車いすのまま利用できます。 活用例1
サポートCab(キャブ) サポートCab(キャブ) 車いすのまま利用できます。 活用例2
民間救急やサポーCabのご案内

※ 東京消防庁認定の民間救急(患者等搬送事業者)については、東京消防庁ホームページで公表しています。


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