昭和49年に発足した水難救助隊は、臨港消防署をはじめとして、日本橋・大森・足立・小岩・調布の6署に約120名が配置されています。
東京消防庁管内で年間約250件ある水難救助活動のうちの約120件は、臨港水難救助隊が昼夜を問わず出場しています。
臨港水難救助隊は、消防艇「はるみ」「しぶき」の2艇で活動しています。
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水難救助隊は、普段はオレンジ色の執務服を着て、業務についています。
水難救助活動の際は、ウェットスーツにすばやく着替え、出場します。
![]() 執務服 |
![]() ウェットスーツ |
水難救助隊員には、それぞれ装着する装備があります。
水難救助隊員は、スクーバセットをこのように身につけて水難救助活動を行います。
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さまざまな状況に対応するための装備があります。
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水難救助隊が主に活動する海や河川は視界が悪く、ほとんど見えません。
溺れて水中に沈んだ人を探すことを「水中検索」と言います。
この水中検索には主に2つの方法があります。
ブイを2ヶ所に置いて、その間をロープを伝いながら溺れた人を探します。
だ円状の比較的広範囲の水中検索が出来ます。
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用意するブイは一つで、その周りを円を描くように溺れた人を探します。
ピンポイントの水中検索に適しています。
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