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東京消防庁

東京の消防 東京の消防

東京の消防

さまざまな災害に立ち向かう消防隊

発生する災害はさらに複雑に、そして多様化しています。

あらゆる災害に対応し、都民の安全・安心を守るため、東京消防庁では、最新鋭の消防車両や装備を備え、日々訓練を重ねています。

災害に立ち向かう消防隊1
災害に立ち向かう消防隊2
災害に立ち向かう消防隊3

即応対処部隊

即応対処部隊

平成30年に起きた西日本豪雨、台風21号、北海道胆振東部地震を契機に、近年頻発する広域自然災害に対して消防体制をさらに強化するため創設された、警防本部直轄の新たな部隊です。

大規模かつ広域的な自然災害において、全地形活動車やエアボードなどの特殊車両等により通常の消防部隊では進入困難な地域にいち早く進入し、ドローンなどを活用した被害状況の把握や消防救助機動部隊と連携した迅速な救出救助活動を行います。

迅速な救出救助活動

配備されている特殊車両等

  • 高機動救助車
    高機動救助車

    広域浸水地や土砂災害現場に早期に部隊を展開するため、急勾配の傾斜も走行できる高踏破性能を有した車両です。

  • 全地形活動車
    全地形活動車

    ぬかるみや急斜面、浸水地、道路損壊地などへ先行するための不整地走行性能に優れた小型かつ軽量な四輪駆動車です。

  • 高機能指揮支援車
    高機能指揮支援車

    大規模災害時の指揮拠点として約70m²の空間を確保することができ、熱中症対策にも活用できる車両です。

  • エアボート
    エアボート

    船外機をもたず、船尾のプロペラを駆動して前進し、摩擦抵抗の低い船底により陸上でも運行可能な船艇です。

組織

東京消防庁管轄区域

東京消防庁は、昭和23年3月7日、自治体消防として発足以来、都民の生命、身体及び財産を災害から守るため、島しょ地域と稲城市を除く東京都のほぼ全域の消防防災業務を担っています。

高層マンションや商業施設が多い都市部、緑深い山々が広がる山間部など約1,770平方キロメートル、人口約1,300万人を、約18,600人の職員が、みなさまの安全・安心を守るため消防行政を強力に推進しています。

東京消防庁管轄区域

組織図

組織図

消防力

管内の各消防署に最新鋭の消防車両などを計画的に配置するとともに、災害にいつでも対応できるよう職員が24時間体制で勤務しています。

消防職員合計 18,661人
消防吏員 18,238人
消防吏員以外の職員 423人
消防署 81署
消防分署 3分署
消防出張所 208所
消防車両等 2,078台

令和2年4月1日現在

階級章等

統制ある組織運営と部隊活動のため、職員(消防吏員)には10の階級等があり、それぞれ階級章等を身に付けています。

階級章等

消防車両等の紹介

ポンプ車

  • ポンプ車1
  • ポンプ車2

4トン級トラックシャシをベースに最大で毎分2,000リットル以上放水可能なポンプを搭載した車両です。 動力ホースカー及び手引きホースカー、三連はしご、単はしご等を装備しています。

また、消防隊員が災害時に着用する防火服及び装備品全ての重さを合わせると約20キログラム以上にもなります。

消防隊は、この状態で数時間にも及ぶ消火活動を行います。強靭な体力作りのために、日々厳しい訓練やトレーニングを行っています。

活躍するポンプ車の様子
  • 小型ポンプ車(水槽付)

    小型ポンプ車(水槽付)

    道路狭隘地域において機動性が発揮できるように車体寸法を小さくした車両です。

    容量1,000リットルの水槽、消火剤混合装置等を装備しています。

  • 水槽付ポンプ車

    水槽付ポンプ車

    消防活動の主力となり火災現場直近に部署して消防活動を行うほか、各種の災害等にも活用される車両です。

    容量2,000リットルの水槽、消火剤混合装置等を装備しています。

  • 水槽付ポンプ車(塔体付)

    水槽付ポンプ車(塔体付)

    最大地上高13.7メートルの3段伸縮式のバスケット付塔体を装備し、A-2級ポンプ、容量950リットルの水槽に加え、伸縮水路や消火剤混合装置等を搭載しています。

化学車

化学車1

化学車は、ガソリンなどの危険物による火災に対応するための車両です。

危険物火災は、水による通常の放水ではなく、水に泡消火薬剤を混合し、泡放射することで消火を行います。化学車には、この消火方法に必要となる水、泡消火薬剤及び発泡器具が積載されています。

化学車2

大型化学車は、最大で毎分3,000リットル以上放水可能なポンプ装置、容量2,700リットルの水槽、容量1,500リットルの泡消火薬剤槽2個、車体屋根上に遠隔式の放水銃等を装備するとともに、自衛噴霧装置を装備し輻射熱から車体を保護することができます。

指揮隊車

  • 指揮隊車1
  • 指揮隊車2

災害現場の責任者である大隊長をはじめ、指揮担当、情報担当などが乗車して災害現場を統括し、情報を集め出場部隊の指揮を行う車両です。

Topics

統合機動部隊

東京2020大会を控え、東京でもテロ災害発生のおそれが高まっていることを背景として、大規模災害発生時に多数の傷者を迅速に救出するために、東京消防庁の消防車両等を結集し、万全な活動体制と即応体制を確保するために整備された部隊です。

統合機動部隊の中核となり、大規模災害における統合指揮を執る統合指揮隊は、各種通信機器等が設置され、作戦スペース等の拠点スペースが設けられたコマンドカーを活用し、部隊運用及び指揮機能を最大限発揮し活動します。

  • 指揮統制車(コマンドカー)

    指揮統制車(コマンドカー)
  • 指揮統制車 車内

    指揮統制車 車内
  •  

    統合指揮隊

はしご車

東京消防庁は86台のはしご車を保有しており、地域の建物特性に応じて30メートル級と40メートル級があります。電線等の障害物(架線障害)やセットバックしている建物に対応するため、先端屈折式はしご車も導入しています。令和元年及び2年にはバスケットの搭乗可能人数が5人もしくは車いすに乗ったまま救出可能な「大量救出・車いす対応型はしご車」が導入されました。

商業ビルや高層マンションが多く混在する東京都において、はしご車は欠かせない消防力の一つです。

  • はしご車1
  • はしご車2
  • はしご車3
  • 消防活動二輪車(クイックアタッカー)

    消防活動二輪車(クイックアタッカー)

    オフロードタイプの自動二輪車をベースに、赤色警光灯及びサイレンを装備した車両です。2台一組で現場にいち早く到着し活動します。

    積載した資器材を活用し、初期消火や救助活動を実施します。

  • 救急車

    救急車

    高度な処置が行える資器材を積載した車両です。救急隊は3名一組で活動を行います。また、全ての救急隊に、より高度な技術を持った救急救命士を配置しています。

    一人でも多くの命を救うため、万全の体制を整えています。

  • 屈折放水塔車

    屈折放水塔車

    最大地上高22.0メートルの二節ブーム式屈折放水塔を装備した車両です。高所火災、危険物火災など消防隊が容易に近づけない火災現場において、高所から効果的に注水及び泡放射を行います。

  • 照明電源車

    照明電源車

    夜間の消防活動において災害現場の照明作業を行うとともに、電力を必要とする消防機器や緊急に電力供給を必要とする施設等に給電できる車両です。

特殊災害対策車

  • 特殊災害対策車1
  • 特殊災害対策車2

放射性物質、生物剤、危険物や毒劇物などの特殊災害に対応するために製作された専用の車両です。

昇降式の風向風速計や車内陽圧装置(一部車両)を装備するとともに、有毒ガスを特定できる各種分析器、除染テントなど多種多様な資器材を積載しています。

特殊災害対策車3

陽圧式防護衣は、液状・ガス状等の有毒物質から身体を保護します。

気密性が高く呼気により防護衣の内部が陽圧となるため、外部からの危険性ガスの内部への流入を防ぐ構造となっています。

救助車(U型)

  • 救助車(U型)1
  • 救助車(U型)2
  • 救助車(U型)3
  • 救助車(U型)4

特別救助隊が災害現場で救助活動に対処するための車両です。

ウインチ装置、昇降式照明装置、発電装置等を装備し、約500種類の救助資器材を積載しています。

水難救助車

  • 水難救助車1
  • 水難救助車2

水難救助隊が港湾、河川及び台風時等の水難事象発生時に対応するための車両です。

スクーバーセット収納装置、船外機収納装置、照明装置、シャワー装置等を装備し、各種水難救助資器材を積載しています。

水難救助車3

山岳救助車

  • 山岳救助車1
  • 山岳救助車2
山岳救助車3

山岳救助隊が、山岳災害での救助活動を行う車両です。

走破性に優れたオフロード型四輪駆動車をベースに、バスケット担架等山岳救助に必要な各種資器材を積載可能なルーフキャリア、荷室に可動棚式資器材収納庫を装備しています。

消防艇

みやこどり
みやこどり

東京消防庁では消防艇を10艇配備しており、臨港・日本橋・高輪消防署に配置されています。

船舶や沿岸の火災警戒、消火活動、人命救助に取り組み、24時間体制で水上の安全に万全を期しています。

  • ありあけ ありあけ
  • おおえど おおえど
  • はまかぜ はまかぜ
  • はやて はやて

消防ヘリコプター

東京消防庁航空隊は、江東区新木場(東京ヘリポート内)及び立川市泉町(立川飛行場内)の2か所に基地を有し、ヘリコプター8機を運航しています。

上空からの情報収集活動、消火活動、山岳・水難等の救助活動、内陸及び伊豆諸島での救急活動等、多種多様な任務を遂行するとともに、国内で発生した大規模災害に対しても広域応援や緊急消防援助隊として派遣され活動しています。

新型ヘリコプター 4代目「ひばり」
新型ヘリコプター 4代目「ひばり」

この機体は、日本で初登録となる型式のヘリコプター(レオナルド式AW189型機)です。

航続距離が伸び、長時間の活動が可能となったほか、地上の障害物との衝突を防止するための警報装置を搭載する等の特長を有しています。

  • 情報収集 情報収集
  • 空中消火 空中消火
  • 救助活動 救助活動
  • 救急活動 救急活動

さまざまな災害現場で活躍する特殊車両

  • 貨物車 貨物車
  • 整備工作車 整備工作車
  • 先行車 先行車
  • 火災調査車 火災調査車
  • 重機搬送車 重機搬送車
  • 双腕重機 双腕重機
  • 10トン水槽車 10トン水槽車
  • クレーン車 クレーン車
  • 救出救助車 救出救助車
  • 道路啓開用重機(トラクタショベル) 道路啓開用重機(トラクタショベル)
  • 資材搬送車 資材搬送車
  • 指揮統制車 指揮統制車
  • ドラグショベル ドラグショベル
  • 特殊災害対策車(偵察車) 特殊災害対策車(偵察車)
  • 通信工作車 通信工作車
  • 特殊救急車(Ⅱ型)(スーパーアンビュランス) 特殊救急車(Ⅱ型)(スーパーアンビュランス)
Topics

EV救急車

日本で初めての導入となる電気救急車です。

この車両はワンボックスタイプの電気自動車をベースに開発した救急車で、池袋消防署に配置されました。

東京都が示す「3つのシティ」の実現に向け発隊したデイタイム救急隊で令和2年5月12日より運用を開始しています。

  • 指揮統制車(コマンドカー)
  • 指揮統制車 車内
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令和3年3月発行