東京消防庁

救助

火災、交通事故、化学災害、水難事故、山岳事故等から命を救うため、高度な知識・技術・装備を備えた専門部隊を配置し、多種多様化する災害に適応した救助活動を展開しています。

救助件数の推移／令和５年中の事故種別ごとの出場件数

水難事故で人命救助にあたる部隊です。消防艇や消防ヘリコプターと連携して救助活動を行います。昭和49年10月23日に運用を開始し、令和6年で50年を迎えました。

【配置状況】
日本橋・臨港・大森・足立・小岩・調布

配置状況…令和5年6月1日現在

救助に関する高度な知識と専門技術、特殊な資器材を駆使し、火災や交通事故、自然災害などで人命救助にあたる部隊です。

【配置状況】
麹町ほか22署

山岳事故で人命救助にあたる部隊です。車両が進入できない危険な場所での活動では、消防ヘリコプターと連携して救助活動を行います。

【配置状況】
八王子・青梅・秋川・奥多摩

建物の倒壊や土砂崩れなどの大規模災害に対応し、消火・救助・救急活動が同時に行える部隊です。

【配置状況】
第二・第三・第六・第八及び第九消防方面本部

危険物やNBCなどが原因の特殊災害現場での人命救助、漏えい拡大の防止、除染などの活動をする部隊です。

NBC… 放射性物質、生物剤、化学物質のことを指します。

【配置状況】
赤坂・大井・本郷・志村・千住・城東・三鷹・日野・福生

陸上から対応困難な高層ビルや孤立地域、山間部、水上での災害など上空から救助活動を行う部隊です。

【配置状況】
江東航空センター・多摩航空センター

広域自然災害発生時に、災害状況の迅速な確認・把握や、他隊と連携した救出活動を任務とする部隊です。

【配置状況】
救助課

海外で大規模な災害が発生した場合に、国際緊急援助隊の救助チームとして被災国へ派遣され、救助活動を行う部隊です。近年では、令和５年２月６日にトルコ共和国で発生した地震に伴い、当庁から６名の職員が派遣され、捜索救助活動に従事しました。