このページの本文へ移動
東京消防庁奥多摩消防署災害情報周遊道路の事故

土日に多発!奥多摩周遊道路のオートバイ事故

奥多摩周遊道路とは

奥多摩周遊道路は東京都の最西端に位置し、奥多摩町と檜原村を結ぶ19.7kmの都道です。四季折々の変化に富んだ景観を見ることができるほか、ドライブやツーリングのコースとしても人気があり、週末には多くの車やオートバイが訪れています。

奥多摩周遊道路

交通事故発生状況

事故の分析は、令和元年5月から令和4年12月の間、奥多摩消防署管内(11.2km)で発生した114件について行いました。

  1. 車両別ではグラフで示すように、オートバイ単独事故が全体の73%と圧倒的に多く、オートバイが関連した事故を含めると全体の91%を占めます。
    写真:オートバイ事故
  2. 曜日別では、平日と比べて土曜日・日曜日での事故発生率が多く、祝日を含めると全体の54%を占めます。
    写真:オートバイ事故
  3. 年代別では20代が全体の44%と最も多く、10代と20代の若い世代で全体の56%を占めています。また、30代〜50代の事故も多くなっています。
    写真:オートバイ事故

救急隊長からお伝えしたいこと

写真:ヘリコプター

オートバイでの事故は、運転歴の浅い若年層ライダーが目立ち、上り坂よりも下り坂のカーブで圧倒的に多く発生しています。

事故でけがをすると、救急車でも一番近くの病院まで1時間近くかかり、搬送先の病院によっては2時間近くかかります。また、救急車で搬送された方の約1/4は生命の危険に直結するけがをしています。

けがを防ぐために、オートバイを運転する際にはライダースーツやライダースジャケット、プロテクターを必ず装着してください。また、無理な走行は絶対にしないでください。


↑このページのトップへ戻る