地震 その時10のポイント
東京消防庁では、地震時の行動について以下のようにまとめています。
各項目をクリックして詳細を確認できます。
⇒ 東京消防庁ホームページ「地震 その時10のポイント」へ
地震に対する10の備え
東京消防庁では、地震に対する備えを以下のようにまとめています。
各項目をクリックして詳細を確認してください。
- 身の安全の備え
- 1 家具類の転倒・落下防止をしておこう
2 けがの防止対策をしておこう
3 家屋や塀の強度を確認しておこう - 初動対応の備え
- 4 消火の備えをしておこう
5 火災発生の早期発見と防止対策をしておこう
6 非常用品を備えておこう - 確かな行動の備え
- 7 家族で話し合っておこう
8 地域の危険性を把握しておこう
9 防災知識を身につけておこう
10 防災行動力を高めておこう
⇒ 東京消防庁ホームページ「地震に対する10の備え」へ
家具類の転倒・落下防止対策
地震によるけがの要因の3割〜5割が、「家具類の転倒・落下」によるものです。
震度5(強)以上の地震が起きると、家具類の転倒・落下により、直接下敷きになるほか、つまずいて転んだり、割れた食器やガラスなどでけがをしてしまいます。
けがの発生防止や逃げ道確保のために、家具や家電製品は、金具や転倒防止器具等を使って、壁や床に固定しておきましょう。
地震時の居室内の被害状況1 | 地震時の居室内の被害状況2 | 固定式金具による固定 | チェーン式金具による固定 |
---|
転倒・落下防止のポイント
- 転倒防止金具などで固定し、倒れにくくしておく。
- サイドボード、食器戸棚、窓などのガラスが飛散しないようにしておく。
- 本棚や茶ダンスなどは、重い物を下の方に収納し、重心を低くする。
- 棚やタンスなどの高いところに危険な物を戴せて置かない。
- 食器棚などに収納されているガラス製品(ビン類など)が転倒したり、すべり出さないようにしておく。
具体的な固定方法
- 二段重ねの家具類は、上下を平型金具などで固定する。
- 柱、壁体に固定する場合は、L型金具とモクネジで家具の上部を固定する。
- ガラスには、ガラス飛散防止フィルムを張る。
- 吊り戸棚などの開き扉は、掛金などにより扉が開かないようにする。
- 食器棚のガラス製品(ビン類など)が、転倒したりすべり出さないよう防止枠を設ける。
非常用品を準備しましょう
大きな地震が発生すると、電気・ガス・水道等のライフラインへの被害が予想されます。
皆さんの職場や家庭でも非常用品を備えましょう!
非常用持出し品
リュックサック等に、避難時に必要なものをまとめて、目につく所に置く。
- 飲料水・食料品
- 衣類・履物・雨具(防寒)
- 懐中電灯・携帯ラジオ・マッチやライター
- 救急セット・チリ紙
- 貴重品・筆記用具
など生活に欠かせない用品
非常備蓄品
地震後の生活を支えるもの。一人3日分程度(食料品等)。
- 【停電に備えて】
- 懐中電灯・ローソク(倒れにくいもの)
- 【ガス停止に備えて】
- 簡易ガスこんろ・固形燃料
- 【断水に備えて】
- 飲料水(ポリ容器などに)※1人1日3L目安
防災準備品
地震直後の火災や家屋倒壊に備えるもの。
- 【火災に備えて】
- 消火器・三角消火バケツ・風呂の水の汲み置き など
- 【避難・救出に備えて】
- ハンマー・スコップ・大バール・おの・防水シート・のこぎり など