火災の性状把握 その1

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耐火造高層建築物の火災実験(三菱仲15号館)

木造建築物とは異なる状況を呈する高層建築物の火災性状を把握し、防火対策の資料を得るための火災実験結果

(昭和38年消防科学研究所報1号掲載)

耐火造高層建築物の火災実験(三菱仲15号館)(PDF:96KB)

都市ガス火災の消火実験

ガス導管が折損し漏洩ガスからの出火を想定し、漏洩ガスによる中毒障害を考慮した消火、ガスの流量、圧力、放射熱及びガス分布状況等の測定結果

(昭和38年消防科学研究所報1号掲載)

都市ガス火災の消火実験(PDF:108KB)

高速道路トンネル内の火災実験

消防用設備等の管理上の問題、排煙方法、消火栓の設置間隔等を把握するため火災の煙の拡散、排煙効率、路面に漏れた燃料の流動状況等の測定結果

(昭和40年消防科学研究所報2号掲載)

高速道路トンネル内の火災実験(PDF:274KB)

LPガス火災実験結果

LPガスの災害に対する対策の資料を得るため、噴出漏洩ガスの流動拡散状況、引火爆発危険の排除、爆発した際の水噴霧での火炎伝播防止方法の把握実験結果

(昭和42年消防科学研究所報4号掲載)

LPガス火災実験結果(PDF:551KB)

LPガス火災実験結果(LPガスボンベおよび貯蔵庫の火災実験)

LPガスボンベ貯蔵庫周辺での火災発生時、貯蔵庫内部におよぼす影響、ボンベが受ける熱的影響、50kgボンベの爆発危険把握実験結果

(昭和44年消防科学研究所報5号掲載)

LPガス火災実験結果(LPガスボンベおよび貯蔵庫の火災実験)(PDF:596KB)

自動車火災の性状について

わが国の自動車産業は、戦後最もめざましい発展を遂げた産業であり、自動車の保有台数も昨年6月に1000万台を突破した。自動車火災も毎年1000件程度は発生している実情にあり、鈴鹿トンネルにおける火災など重大な被害をもたらしたものもある。

(昭和44年消防科学研究所報5号掲載)

自動車火災の性状について(PDF:3.6MB)

燃焼排ガスによる室内空気の汚染について

密閉室内で燃焼器具の不完全燃焼により発生する一酸化炭素中毒事故などの過程を把握し事故防止対策樹立のため、居室を用いた燃焼実験結果

(昭和52年消防科学研究所報14号掲載)

燃焼排ガスによる室内空気の汚染について(PDF:1.1MB)

プレキャストコンクリ-ト住宅の火災実験結果について

新技術で建てられたこの種の住宅の火災性状については、未知な点も多いことから、防火対策上の資料を得ることを目的とした火災実験結果

(昭和53年消防科学研究所報15号掲載)

プレキャストコンクリ-ト住宅の火災実験結果について(PDF:1017KB)

建物火災における消火水量の分析調査

今後の消火活動に対する一つの参考資料として、昭和49年から52年までの約4000件の建物火災で使用された消火水量を統計的に分析した結果

(昭和54年消防科学研究所報16号掲載)

建物火災における消火水量の分析調査(PDF:1.3MB)

簡易輻射計による輻射熱の測定方法について

火災実験で火源に近接した箇所でも使用出来る簡易輻射計を試作し、ツウバイフォ工法住宅火災実験で使用した性能等の把握結果

(昭和54年消防科学研究所報16号掲載)

簡易輻射計による輻射熱の測定方法について(PDF:484KB)

密閉室内の燃焼性状と窒息消火の実験結果について

密閉室内の燃焼限界、消火用薬剤の飛散範囲、ガラス破損による開口部拡大を把握するため、可燃物の位置等を変え二酸化炭素、粉末ABC消火器を使用しての窒息消火実験結果

(昭和55年消防科学研究所報17号掲載)

密閉室内の燃焼性状と窒息消火の実験結果について(PDF:989KB)

耐火造開口部からの類焼について

耐火造建築物の開口部に設けられている可燃物類が、外部からの火炎に対してどのような危険性をもつか、あるいはブラインド等の遮熱効果等に関する把握実験結果

(昭和56年消防科学研究所報18号掲載)

耐火造開口部からの類焼について(PDF:934KB)

耐火造二階建片廊下形式建物火災実験

廊下に面し多数の居室が並んでいる構造及び特徴を生かし、廊下を流れる煙の挙動や耐火造建築物のフラッシュオーバー現象、及び上階・隣接建物への延焼危険性把握実験結果

(昭和59年消防科学研究所報21号掲載)

耐火造二階建片廊下形式建物火災実験(PDF:1.3MB)

耐火造中層共同住宅火災実験

耐火造四階建共同住宅を使用し、火災拡大状況、上階、隣戸への延焼経路等を把握するために実施した実大火災実験結果

(昭和59年消防科学研究所報21号掲載)

耐火造中層共同住宅火災実験(PDF:1.5MB)

密閉室内の燃焼性状に関する研究(第1報)

自然鎮火現象を把握するため、密閉室内の燃焼性状について実験的研究を行い、酸素濃度の低下に伴う燃焼速度の変化及び燃焼限界濃度の把握試験結果

(昭和60年消防科学研究所報22号掲載)

密閉室内の燃焼性状に関する研究(第1報)(PDF:471KB)

密閉室内の燃焼性状に関する研究(第2報)

密閉された室内における自然鎮火の現象を把握し、自然鎮火の可能性の有無を判断する際の基礎資料とするための、小型の燃焼室における、クリブの燃焼実験結果

(昭和61年消防科学研究所報23号掲載)

密閉室内の燃焼性状に関する研究(第2報)(PDF:1.3MB)

メゾネット型式住宅火災実験

火災時階段が煙突のような役割を果し、同一階にのみ居室がある住戸の火災とは異なった様相を示すといわれているメゾネット型の住宅火災実験結果

(昭和61年消防科学研究所報23号掲載)

メゾネット型式住宅火災実験(PDF:1.5MB)

内装材が火災初期の燃焼性状に及ぼす影響

フラッシュオーバーの、大きな要因となっている内装材が火災発生から火盛り期への遷移に及ぼす影響を把握するため、模型燃焼室を用いて実施した燃焼実験結果

(昭和63年消防科学研究所報25号掲載)

内装材が火災初期の燃焼性状に及ぼす影響(PDF:1.6MB)

フラッシュオーバーに関する研究(その1)-実大火災実験でのフラッシュオーバー現象発生に係る考察-

近年実施した実大火災実験におけるフラッシュオーバー状況の発生状況の把握、考察結果

(昭和63年消防科学研究所報25号掲載)

フラッシュオーバーに関する研究(その1)-実大火災実験でのフラッシュオーバー現象発生に係る考察-(PDF:718KB)

フラッシュオーバーに関する研究(その2)-簡易な模型燃焼室による予備実験-

定性的にフラッシュオーバーを発生可能な燃焼室の容積の検討、及び繰り返し再現実験が可能な模型燃焼室を製作するのに必要な基礎資料を得ることを目的とした予備実験結果

(昭和63年消防科学研究所報25号掲載)

フラッシュオーバーに関する研究(その2)-簡易な模型燃焼室による予備実験-(PDF:1.4MB)

紙製空調ダクトの燃焼による爆発現象について

紙製空調ダクトが出火、延焼拡大したことにより、事務室内に一酸化炭素を含む燃焼生成ガスが吹き出し、爆燃現象を発生した火災事例の検証結果

(平成元年消防科学研究所報26号掲載)

紙製空調ダクトの燃焼による爆発現象について(PDF:442KB)

フラッシュオーバーに関する研究(その3)

-模型燃焼室による燃焼実験-定性的にフラッシュオーバー現象を発生させることができ、かつ燃焼容積を大きくした繰り返し実験が可能な模型燃焼室を製作し、それを用いた燃焼実験結果

(平成元年消防科学研究所報26号掲載)

フラッシュオーバーに関する研究(その3)(PDF:986KB)

3階建住宅における木製扉の燃焼生成ガス等の拡散阻止効果について

住宅の部屋の出入口扉に防火性を有する木製扉を使用した際に、熱、煙及び燃焼生成ガス拡散状況を把握するための、「3階建て鉄鋼系プレハブ住宅実験」における検証結果

(平成2年消防科学研究所報27号掲載)

3階建住宅における木製扉の燃焼生成ガス等の拡散阻止効果について(PDF:957KB)

フラッシュオーバーに関する研究(その4)

-模型燃焼室による燃焼実験-煙火災とよばれる状況から、急速に火炎が噴出する状況にいたる現象の再現と、火炎噴出時期予測の判断資料を得ることを目的とした模型実験結果

(平成3年消防科学研究所報28号掲載)

フラッシュオーバーに関する研究(その4)(PDF:1.1MB)

ホテルの客室を利用した火災実験結果

ホテルの客室で火災が発生した場合の火災室の出入口閉鎖による火勢抑制効果及び、出入口開放による廊下での煙流動性状の把握を目的とした実験結果

(平成3年消防科学研究所報28号掲載)

ホテルの客室を利用した火災実験結果(PDF:682KB)

フラッシュオーバーに関する研究(第5報)

フラッシュオーバーの性状の把握に関し、これまでの扉または掃き出し窓に相当する開口部の燃焼室から、本報告は主に開口部を普通の窓の形状での燃焼室を用いた火災実験結果

(平成4年消防科学研究所報29号掲載)

フラッシュオーバーに関する研究(第5報)(PDF:440KB)

フラッシュオーバーに関する研究(第6報)

6畳間の約3分の1の縮尺の模型燃焼室を用い、可燃性ガスセンサーによるフラッシュオーバー発生予測の可能性を把握するための火災実験結果

(平成5年消防科学研究所報30号掲載)

フラッシュオーバーに関する研究(第6報)(PDF:327KB)

小区画室の火災性状-実大火災実験-

取り壊し予定の消防学校学生寮の一室を使用し、フラッシュオーバー発生の前兆として煙の色の変化、開口部から噴出する煙の温度から、発生時期を把握するための火災実験結果

(平成5年消防科学研究所報30号掲載)

小区画室の火災性状-実大火災実験-(PDF:340KB)

フラッシュオーバーに関する研究(その7)

-旧病院施設を使用した実大火災実験-フラッシュオーバー発生に至るまでの、火災の進展状況及び煙・炎の噴出状況を把握するために、開口条件及び一部天井の内装を変えての実大火災実験結果

(平成6年消防科学研究所報31号掲載)

フラッシュオーバーに関する研究(その7)(PDF:397KB)

フラッシュオーバーに関する研究(その8)-共同住宅を使用した実大実験-

フラッシュオーバー研究の一環として、バックドラフト発生までの火災の進展状況及び煙・火炎の噴出状況を把握するため、共同住宅の1住戸を使用しての実大火災実験結果

(平成7年消防科学研究所報32号掲載)

フラッシュオーバーに関する研究(その8)-共同住宅を使用した実大実験-(PDF:366KB)

火災時における建物開口部から噴出する火炎について

耐火造10階建の建物を使用して、建物開口部から噴出する火炎に関する資料を得るため、4階の一室を火点として火災室周辺の外気温度、放射受熱量、放射熱量等を測定した実大火災実験結果

(平成8年消防科学研究所報33号掲載)

火災時における建物開口部から噴出する火炎について(PDF:351KB)

標準的な居室内の火災性状に関する研究

一般的な居室の燃焼性状を究明し、燃焼実験を行うには、居室内収容物の実態把握が不可欠であることから、平成13年に東京消防庁管内で共同住宅から発生した部分焼以上の火災100件について居室内収容物の大きさと種類、配置場所等について調査した結果

(平成14年消防科学研究所報39号掲載)

標準的な居室内の火災性状に関する研究(PDF:507KB)

竪穴区画の煙流動等に関する調査研究(都営芝浦第二アパート実大火災実験)

小規模耐火建築物のもつ潜在的危険性、人為的危険性を具体的に明らかにするために行った火災実験の結果報告

(平成15年消防科学研究所報40号掲載)

竪穴区画の煙流動等に関する調査研究(都営芝浦第二アパート実大火災実験)(PDF:399KB)

業務用厨房ダクトに設置する防火ダンパーに関する研究(第2報)

温度ヒューズの作動特性をさらに分析するために行った、作動試験及び厨房火災実験について検証した結果報告

(平成15年消防科学研究所報40号掲載)

業務用厨房ダクトに設置する防火ダンパーに関する研究(第2報)(PDF:423KB)

煙流動状況の把握と煙流動シミュレーションに関する調査研究(第1報)
(大規模空間における温度分布と煙流動の変化について)

火災シミュレーションソフト(FDS:Fire Dynamics Simulator)を用いて求めた火災時の温度分布や煙濃度の変化と、実大火災実験の測定データとを比較検討した研究報告

(平成16年消防科学研究所報41号掲載)

煙流動状況の把握と煙流動シミュレーションに関する調査研究(第1報)
(大規模空間における温度分布と煙流動の変化について)(PDF:771KB)

煙流動状況の把握と煙流動シミュレーションに関する調査研究(第1報)
(大規模空間における温度分布と煙流動の変化について)

火災シミュレーションソフト(FDS:Fire Dynamics Simulator)を用いて求めた火災時の温度分布や煙濃度の変化と、実大火災実験の測定データとを比較検討した研究報告

(平成16年消防科学研究所報41号掲載)

煙流動状況の把握と煙流動シミュレーションに関する調査研究(第1報)
(大規模空間における温度分布と煙流動の変化について)(PDF:771KB)

煙流動状況の把握と煙流動シミュレーションに関する調査研究(第2報)
(CFDによる実火災における適用結果について)

実際に発生した建物火災と火災シミュレーションを適応させることを試み、また火災シミュレーションから求めた温度変化等を、隊員の証言、火災原因調査等とも併せて比較・検証した研究報告

(平成17年消防科学研究所報42号掲載)

煙流動状況の把握と煙流動シミュレーションに関する調査研究(第2報)
(CFDによる実火災における適用結果について)(PDF:552KB)

微小熱量の蓄積による発火機構に関する調査研究(第2報)
(等温微小熱量計を用いた測定手法について)

金属粉の粒径の差による発熱量の変化と、油脂における発熱量の計測及び、活性炭に吸着した物質の酸化発熱量を直接計測することで、火災への移行を解明する新しい計測手法を確立した事例についての報告

(平成17年消防科学研究所報42号掲載)

微小熱量の蓄積による発火機構に関する調査研究(第2報)
(等温微小熱量計を用いた測定手法について)(PDF:350KB)

煙流動状況の把握と煙流動シミュレーションに関する調査検証(第3報)

シミュレーション上でより複雑な条件の火災を再現することの可否を確認することを目的として、燃焼パターンと開口部の開閉条件の変化を竪穴区画について、実大火災実験で得られた温度変化、煙流動変化等の結果を実地の結果と比較検討を行った。

(平成18年消防技術安全所報43号掲載)

煙流動状況の把握と煙流動シミュレーションに関する調査検証(第3報)(PDF:616KB)

微小熱量の蓄積による発火機構に関する調査検証

油脂や金属が酸化する際などに発生する微少な熱量を計測することにより、従来は判別することが不可能であった自然発火について、発熱量を直接測定することにより検証することが可能となった。

(平成18年消防技術安全所報43号掲載)

微小熱量の蓄積による発火機構に関する調査検証(PDF:165KB)